民主党政権で原発担当相を務め、2021年に自民党に移籍した細野豪志衆院議員は「原発が動いているところは電気料金が低いのは厳然たる事実だ」と指摘。液化天然ガス(LNG)などをめぐり世界中でエネルギーの取り合いが起こり、途上国が苦しんでいる状況で、日本には動かせる電源施設があるのに動かしていないことを自覚すべきだとして、安全が確認された原発の再稼働を進めることは「国際的な責任だ」と強調した。又 原発が動いているところは電気料金が低いのは厳然たる事実だ。ただ、国全体として原発の再稼働をしなければならない理由はこれだけではない。エネルギーの取り合いが起こっている世界を見るべきだ。欧州が一番苦しいが、実は見えないところで途上国がエネルギーを得るのに苦しんでいる。そういう状況で、日本には動かせる電源施設があるのに動かしていないことを我々はもう少し自覚すべきだ。原子力規制委員会が厳格に審査をして動かせるものは動かしていく。そのために政府としてやるべきことをやるというのは国際的な責任だ。
福島第一原発で発生する原発処理水の海洋放出については、細野氏は処理水の安全性を重ねて強調。万が一風評被害が起きた場合などを念頭に「補償もすべきだ」との考えを示した。政府は今年春から夏にかけて放出したい意向だ。世界的に見ても、原発は再稼働すべきですね。