中国経済が軟調です。第2次トランプ米政権への警戒感が広がっていたが、テクノロジー企業の決算が期待外れで地合いが一段と悪化した。 投資家が「不動産や株式から消費に至るまで何も改善されていないことに気付いた。
香港に上場している中国のテクノロジー銘柄で構成されるハンセンテック指数は2.6%下げ、10月の高値からの下落率が20%を超え、テクニカルな弱気相場入りとなった。
中国株は10月のピーク以後、下げ続けており、中国政府の財政刺激策の展開ペースに対する不満が広がり、米中間の緊張に対する懸念も強まっている。
トランプ次期米大統領は中国製品に60%の関税を課す意向を示しており、輸出企業は取引先を長期的にアジア、中南米、アフリカにシフトさせる準備を進めている。利益率の低さも企業の頭痛の種だ。今月5日の米大統領選以降、ドルは人民元に対してすでに約2%値上がりしている。 輸出企業は「輸出代金で現地の商品を購入して中国に輸入し、利益はドルに両替する。これが為替リスクを管理するシンプルで基本的な方法だ」 と語っている。
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