『名も無く豊かに元気で面白く』

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米利上げペース減速観測でNew Yorkダウ737ドル高 米11月雇用統計

2022-12-01 07:13:31 | 日記
11月30日の米市場でダウ工業株30種平均は続伸し、737ドル(2.2%)高の3万4589ドルで終えた。ナスダック総合株価指数は4.4%高、S&P500種株価指数は3.1%高だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が参加した討論会で過剰な利上げを回避 するために利上げ減速の時期に来たとし早くて12月の利上げ減速の可能性も示唆した。「利上げペースの減速時期は12月の会合になるかもしれない」と述べたのが買い材料となった。
 米債券市場では、長期金利が一時3.6%台前半に低下。金利低下が追い風になりやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に物色が進んだ。日本でも、相対的にPERが高いグロース株優位の展開が見込まれる。

大和証券では、12月2日に発表予定の米11月雇用統計は今後の金融政策の重要な判断材料だとの見方を示している。非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人(10月:+26.1万人)、失業率は10月から横ばいの3.7%、平均時給は前年同月比+4.6%(10月+4.7%)と予想されている。予想よりも大幅に強い雇用環境が示されれば、利上げペース減速期待が後退する可能性がある一方、雇用市場の減速が示唆されれば、12月会合での利上げ幅縮小の議論を後押しすることになると考えている。

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