Q,十八空とは
A、大智度論巻四十六に在ります。
復次に須菩提。菩薩摩訶薩に復た摩訶衍あり。所謂、内空・外空・内外空・空空・大空・第一義空・有爲空・無爲空・畢竟空・無始空・散空・性空・自相空・諸法空・不可得空・無法空・有法空・無法有法空なり。須菩提、佛に白して言さく。「何等をか内空となすや」。佛言く。「内法とは眼耳鼻舌身意に名ずく。眼の眼とすは空なり、常に非ず滅する故なり。何以故。性として自ら . . . 本文を読む
第五八課 信仰に入る前の準備
現代人は、折角、今日のような発達した文化の知識があるのですから、この知識を働かして、突き止められるだけは突き止めて、万遺漏のない心用意をしてから、さて「信仰」に入ります。そうしたものはあとで心の揺ぎがありません。それをしないでいきなり「信仰」に入ろうとすると、兎角、遺憾な事や迷いが邪魔をします。
よく世間の中には、宗教と科学とは両立しないとか、宗教は文化 . . . 本文を読む