自分はお蔭の塊と思っています。その時は分らなくても何十年かの後に必ずお蔭であったとわかります。とにかく続けてお参りし、信心すれば永い間にすべては好転します。保障します。・・あらゆる聖人がおかげはある、救われると喝破しています・・ . . . 本文を読む
第六〇課 信仰
一 天地の間に漫々と湛えている大生命の海。いつの原始むかしから湛え始め、いつの未来まで湛え続くとも判らぬ海。涯はてしも知らぬ海。あらゆるものを育みそだて、あらゆるものを生きて働かせ、あらゆるものを葬り呑んで行く海。その中のこまかい組立てを見ますと、山あり川あり、月あり星あり。国の興亡、民族の盛衰。右や左の運動もその中で行われれば、恋愛、結婚、出産、老衰の人生の過程も繰り返される。飛 . . . 本文を読む
・・およそ一切衆生が六道を輪廻するというのは悪の因業によりて悪の果報を感じ、善の因業によりて善の果報を感ずるのである。・・・
衆生は無量の重罪ありて自力をもって往生することあたわず。
よって佛願、陀羅尼の二種の他力に乗ずべきに候。
初めに佛願の他力と申すは、およそ十方の衆生をたすけたまはんとて浄土を構へ、請願を立てたまふ。いわく、東方薬師如来は浄瑠璃浄土を構え十二大願を立てて衆生を引導したまふ . . . 本文を読む