天地の恵みの歌 . . . 本文を読む
蓮の花について・・5
次に佛の功徳をあらわす象徴としての「蓮の花」があります。
摩訶般若波羅蜜経には「爾時、世尊は常身を以て此三千大千國土一切衆生に示す。是時首陀會天・梵衆天・他化自在天・化樂天・兜率陀天・夜摩天・三十三天・四天王天及び三千大千國土の人とは諸天花・天瓔珞・天澤香・天末香・青蓮花・赤蓮花・白蓮花・紅蓮花・天樹葉香を持つて仏所に詣で、是の諸天花乃至天樹葉香を佛上に散ず。」
摂大乗論 . . . 本文を読む
大師の入唐桑原隲蔵(京大教授内、藤湖南・狩野直喜とともに京都派東洋史学を確立) (一)緒言 毎年この六月に、弘法大師降誕會が主催となり、東西の碩學を聘して講演會を開き、大師の遺風餘徳を偲ぶといふことは、極めて結構な企と思ふ。古人を尚友すと申して(孟子万章下に「・・其の書を読よむも、其の人ひとを知しらずして可かならんや。是ここを以もって其その世よを論ろんず。是これ尚友しょうゆうなり」とありま . . . 本文を読む