淵野さんから遍路行の俳句の投稿をいただきました。
「炎天下 錫の音涼し 巡礼行
緑陰や 佛の慈悲が 身に滲みて
苦は消えて 楽のみ残る 遍路道
同じ日に 三度も 出会う 遍路縁
異邦人 とも話し合う 遍路縁
曼殊沙華 誘われ行けば 祖母の墓
棚経や 汗を拭きつつ 故郷(くに)の僧
盆法会 なすときゅうりの牛馬供え
かがり火に 群蛾身を焼き舞い上がる」 . . . 本文を読む
しかして密教にては涅槃は単寂の境にあらざることを明かさんとして北方涅槃をば五部(金剛界五仏の五智を表す分類。仏部・金剛部・宝部・蓮華部・羯磨部)の中には羯磨部に配しまたその中尊を不空成就佛と称し、その四親近(主要五佛の四方に配される菩薩)をば、業、護、牙、拳としていずれも活動を表示し、五智(法界体性智・大円鏡智・平等性智・妙観察智・成所作智)の中には成所作智に配す、またこれを胎蔵曼荼羅に依るも北方 . . . 本文を読む