十三佛は自己曼荼羅を導く究極の密教曼荼羅であること・・32
第八章、結語。この理論によりて、自己発展の一助を得んと願う諸君あらば虚空蔵菩薩の眷属たる十波羅蜜の修行を積むがよい。第一は壇波羅蜜(布施)、第二は持波羅蜜(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不邪見の五戒を守ればよい)、第三は忍辱波羅蜜、第四は精進波羅蜜、第五は禅那波羅蜜(静慮)、第六は般若波羅蜜(智慧)、第七は方便波羅蜜(機略)、第八は誓 . . . 本文を読む
修験宗旨書・・2
邪正分別第二(煩悩即菩提と上面だけで理解しその実義を理解しない者は輪廻を繰り返すこととなる)夫れ諸宗の教門多く煩悩即菩提を説き、邪正一如の旨を明かす。愚人之を聞いてややもすれば邪義を起こし、悪見に堕す。これを文の如く義を取るは諸仏の怨という。
・先ず邪法とは、仏法甚深なるを言ひ陰陽和合・赤白二滞を両部と言ひ胎内五位を仏身円満と名ずけ、この二滞冥合して生ずるわが身なれば所有の所作皆 . . . 本文を読む