福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

祈祷とは拝むことである。拝めば必ずお蔭がある

2018-09-21 | 法話
大山公淳師の「中院流日用作法集伝授録」より抜粋します。「祈祷とは拝むことである。拝めば必ずお蔭がある。祈祷という言葉は大師が「秘蔵寶鑰」の中巻で一度用いられているが、密教では普通に加持という。これが本来のものである。「理趣経」の中に七回も用いられている。「加」とはくわえることで、行者の拝む力が仏に加わるのであり、「持」とは持ちこたえることで、行者の信ずる力を云う。 さてその拝む内容、願いの内容につ . . . 本文を読む
コメント

神祇通用之祭文  傳弘法大師御作

2018-09-21 | 諸経
神祇通用之祭文(神様のお参りの仕方)  傳弘法大師御作 「酒を供え、香華を供える。 敬って天神地祇にもうしてもうさく。それ体有る者は心識を含み、心あるものは佛性を具す。佛性は法界に遍じて不二なり。自心他身全く一味平等なり。天と謂ひ地と曰ひ、真佛の惣體なり。内と謂ひ外と謂ふは心の別執なり。之を悟れば常に五智の蓮臺に遊び、之に迷へば常に三途の土泥に沈む。大悲大日如来獨り三昧の妙證を鑑みて六趣の塗炭を見 . . . 本文を読む
コメント