十日は日月灯明佛・天照皇太神・火火出見と鵜葺草葺不合・金毘羅様の日です。
日月灯明佛は「三十日秘仏」、天照皇太神は禁闕守護の三十番神、火火出見と鵜葺草葺不合は我が国守護の三十番神です。
10日にあてるのは「三十日秘仏」によるものですが、日月灯明佛については以下のようにあります。
法華科注に曰く「日はこれ慧なり、月はこれ定なり、定慧はこれ自行の徳、灯明はこれ化他の徳なり。また日月灯は三智なり。 . . . 本文を読む
大日如来は不断に具体的救済活動をされている、これを法身説法という。
「・・(大師は)三教指帰にも顕れているように、仏身を体得したものは寂静に帰することはない、不断常恒に救済の活動をしなければならぬ。法身は理体(事と理は対立して考られてきた。「事」とは現象面をいい、「理」とは本質面をいう。密教では「事即理」といい、現象の姿そのままに真理があるという)であるという常識をここに転じて不断の救済活動をせら . . . 本文を読む