秘密曼荼羅十住心論に説く十悪の果報、1((殺生の果報))
地持論(実は華厳経)云。「殺生の罪は能く衆生をして三惡道に堕せしむ。若し人中に生ずれば二種の果報を得る。一は短命。二は多病」。如是に十惡は一一に皆な五種の果報を備ふ。一には殺生は何が故に地獄の苦を受くるや。其の殺生は衆生を苦しむるを以ての故に。所
以に身壞し命終すれば地獄の衆苦皆な來りて己を切(せ)む。
二者には殺生は何が故に出でて畜生と為 . . . 本文を読む
「霊魂」の「霊」は不滅であり、「魂」は生滅するもの。
「絶対の大霊と分子なる小霊即ち人の心とは恰も水と浪との如く水は浪にあらざるも浪は水を離れては無い。外見すれば衆生は生滅の生物なれども本来不滅の大霊を離れて存在は出来ぬ。然らば生滅の衆生心と不生不滅の大霊とはその裏面において不可離の連絡を有っているに相違ない。カント等も云っている。吾人が僅か八十年の生命は永劫不滅の大生命の一分現象であると。吾人が . . . 本文を読む
「陰徳あれば必ず陽報あり」(淮南子・人間訓)
「聖王、徳を布き恵を施すは、其の報を百姓に求むるに非ざるなり。郊望(こうぼう・自然を祀る)禘嘗(ていしょう・先祖を祀る)するは、福を鬼神に求むるに非ざるなり。
山は其の高きを致して雲起り、水は其の深きを致して蛟竜生じ、君子は其の道を致して福禄帰す。
夫れ陰徳有る者は必ず陽報有り、陰行有る者は必ず昭名有り。」
お釈迦様ですら福を求められたことが増一阿 . . . 本文を読む
大山公淳師「密教観法の研究」より、
「法身といえば宇宙霊性の絶対的権威である。時間空間を超越して久遠なる実在である。各個人の生活の奥底には必ずかかる実在的生命の躍動がある。これにむかってまっしぐらに進みさえすればよいのである。・・なにが人生最大の歓喜だといってもこの法身の実在を体得し我の全体が彼に生き、彼の全体が我に生き、彼此無二なるを得た位の歓喜は他にありうべきものではない。無限に伸びんとし、拡 . . . 本文を読む
今日は日食ということで夏至に日蝕があるのは珍しいと言って浮かれる向きもあるようですが、こういうときほど身を慎むことが必要です。
6月21日は宿曜経でいう昴宿で、この昴宿の時に蝕がおこるのは不吉とされています。
摩登伽経に「月、昴宿に在り、若し蝕有らば、中国災多く、災禍必ず起らむ。」とあります。
そうでなくとも古来蝕は不吉とされ祭りなどを中止し延期してきました。
例えば、
三代実録 ・元慶元年(8 . . . 本文を読む
・「どんな時も、人生には意味がある。
あなたを待っている〝誰か〟がいて、あなたを待っている〝何か〟がある。
そしてその〝何か〟や〝誰か〟のためにあなたにもできることがある。(ピーター・フランクル)」
・「お前さんの法力などたいしたことはないのだから、とにかく近くにいる人を幸せにしてあげなさい。(「法光」に出ていたある禅僧が弟子に与えた言葉)」。
・「一人の人を助けおおせたら 人生の目的を達したと . . . 本文を読む