「・・彼の衆生、惡時に遭値し、障礙多きを以ての故に其の善心を退し、世間出世間因果法中に於いて數しば疑惑を起して堅心に專ら善法を求むること能ず。如是の衆生、愍むべし救ふべし。・・」(占察善惡業報經) . . . 本文を読む
今日23日は大師が清涼殿において「大通方広法」を修せられた日です。(大通方広法とは「大通方広懺悔滅罪荘厳成仏経」による懺悔の儀式であろうと思われます。弘法大師全集に弘仁14年12月23日として「清涼殿にて大通方広法を修す(日本紀略)とあります。類聚国史・一七八・仏名にも「淳和天皇弘仁十四年十二月発卯、請大僧都長恵、少僧都勤操、大法師空海等、於清涼殿、行大通方広之法、終夜而畢也」とあります) . . . 本文を読む
ある人は「先日『仏様(仏像)には高級霊がはいっている。高級な霊は死後神仏の助けをしようという願いから仏像やご神体に入り込んでいる。』いう啓示を受けた」といいます。わたしも平成17年にはじめて徒歩四国遍路をしたとき、土佐の遍路宿で「霊界は多重構造になっていて、神仏の下に無数の手助けをする善霊がヒエラルヒーとなっていて、現実にはそういう善霊・先祖霊たちが神仏の願いを汲んで人助けに励んで霊験を顕している . . . 本文を読む
「衆生の身中に金剛仏性あり、猶日輪の如し。体明らかにして円満広大なり。只五蘊の重雲のために覆われ、瓶中の灯光の顕現すること能わざるがごとし。(全ての生きとし生けるものの中には不滅の仏性がある。これは太陽の如きものである。輝いており丸く広大である。ただそれが表面に現れないのは煩悩の厚い雲に覆われているためであり、その様子はあたかも瓶の中の灯がガラスに遮られて曇って見えるようなものである。)」十地経 . . . 本文を読む