第二章第七、大眷属四大菩薩
大日経は内眷属に次いで大眷属を明している。(普賢菩薩、慈氏菩薩、妙吉祥菩薩、除一切蓋障菩薩等の諸大菩薩 前後左右に囲繞せり。とあります。)第一の普賢菩薩は如来の身口意は純一妙善で一切処に通じ、また菩提心からおこる無量の行願も一切に遍ずることをあらわし、第二の弥勒菩薩(慈氏菩薩のこと)は慈悲をあらわし、第三の文殊菩薩(「妙吉祥菩薩」のこと)は智を主り、第四の除一切蓋障菩薩は煩悩を断ずる徳をあらわす。これは自證の菩提(普賢)から慈悲の化他門(弥勒)に出て、説法断疑(文殊)によって煩悩を断ずる(除一切蓋障)次第である。
大日経は内眷属に次いで大眷属を明している。(普賢菩薩、慈氏菩薩、妙吉祥菩薩、除一切蓋障菩薩等の諸大菩薩 前後左右に囲繞せり。とあります。)第一の普賢菩薩は如来の身口意は純一妙善で一切処に通じ、また菩提心からおこる無量の行願も一切に遍ずることをあらわし、第二の弥勒菩薩(慈氏菩薩のこと)は慈悲をあらわし、第三の文殊菩薩(「妙吉祥菩薩」のこと)は智を主り、第四の除一切蓋障菩薩は煩悩を断ずる徳をあらわす。これは自證の菩提(普賢)から慈悲の化他門(弥勒)に出て、説法断疑(文殊)によって煩悩を断ずる(除一切蓋障)次第である。