1、日本の精神基盤が崩壊しています。
厚生労働省は2019年8月1日、全国の児童相談所で2018年度中に対応した児童虐待相談件数(速報値)が15万9,850件と、過去最多を更新したことを明らかにした。
自殺者数は減り続けていても相変わらずG7中最悪。
先日ユニセフの「子供の幸福度調査」では日本の「子どもの幸福度」の総合順位は38カ国中20位。特に精神的幸福度は38か国中37位。
2、経典には精神が荒廃した国は他国侵略等で滅ぶ、とあります。
仁王護国般若波羅蜜多経・護國品第五に
「若し國亂んと欲するときは鬼神(注1)先ず亂る。鬼神亂るが故に即ち萬人亂る。當に賊起りて百姓喪亡することあり。國王、大子、王子、百官と互相に是非し、天地變怪、日月衆星時を失ひ度を失ひ、大火大水及大風等・・」
(注1)ここでいう「鬼神」とは諸経典を見るに「死者の霊魂、自然界にいる精霊、社会の悪い思想」等を指す場合が多いと思われます。
仁王護國般若波羅蜜多經・奉持品第七に「佛言はく『大王よ、贍部洲の大小國邑一切の人民、父母に考ならず、師長・沙門・婆羅門に敬ならず、國王・大臣が正法を行わざるによる。
此の諸惡によりて是の難(天変地異や他国侵略)興る。』」
3,政財官等の指導者層は反面教師でしかありませんから、日本人庶民一人一人が日々心を荒らさない工夫をしていく必要があります。