華厳経巻三十五寶王如来性起品第三十二の二「・・大海に摩尼寶あり、・・もし見るものあれば眼すなわち清浄となる。かの光明の照らすところに随いて宝を雨ふらし、みな悉く遍満して無量の衆生を饒益し安楽にするがごとし。・・如来に光あり、もし衆生ありてこの光に触れる者は、貧賤の苦を除き、尊貴にして富楽となり、乃至無上菩提の快楽あらん。・・
大海に摩尼寶あり、なずけて一切世間荘厳如意摩尼寶王といい、百万の功徳を具足し成就す。かの寶王の所在のところにしたがいて一切の衆生のあらゆる苦患はみな悉く除滅することを得、その所願にしたがって悉く充満す。かの摩尼寶王は少福の衆生のよく見ることを得るところにあらざるがごとし。・・」
大海に摩尼寶あり、なずけて一切世間荘厳如意摩尼寶王といい、百万の功徳を具足し成就す。かの寶王の所在のところにしたがいて一切の衆生のあらゆる苦患はみな悉く除滅することを得、その所願にしたがって悉く充満す。かの摩尼寶王は少福の衆生のよく見ることを得るところにあらざるがごとし。・・」