福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

神様の怒りを鎮める為金剛般若經・般若心經を読誦させた日經を読誦させた日

2024-02-14 | 法話

神様の怒りを鎮める為金剛般若經・般若心經を読誦させた日

 

(三代実録・貞観八年866二月十四日庚申)「十四日庚申、神祇官奏して言く、『肥後國阿蘓大神怒氣を懷藏す。是に依り、疫癘を発し隣境兵の憂あるべし』と。勅す『國司は潔齋し至誠に奉幣し并びに金剛般若經千卷・般若心經万卷を轉讀せよ。大宰府司・城山四王院に於いて金剛般若經三千卷・般若心經三万卷を轉讀せよ。以って神心に奉謝し兵疫を消伏すべし。』」

 

天皇は清和天皇。

此の年、貞観8年(866年)には、肥前基肄郡擬大領(郡司候補)山春永(やまのはるなが)、藤津郡領葛津貞津、高来郡擬大領大刀主、彼杵郡住人永岡藤津らが新羅人と共謀し、日本国の律令制式の弩の製法を漏らし、対馬を攻撃する計画が発覚したが未遂に終わっています。

後に貞観11年に6月、新羅の海賊が艦二艘に乗り筑前国那珂郡(博多)の荒津に上陸し、豊前の貢調船を襲撃し、年貢の絹綿を掠奪し逃げるという「貞観の入寇」が起こっています。

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