(梵網経・四十八輕戒の二十・不行放救戒)
「若佛子、慈心を以ての故に放生業を行ぜよ。一切の男子は是れ我が父。一切の女人は是れ我が母なり。我が生生に之に従って生を受けずといふことなし。故に六道の衆生は皆な是れ我が父母なり。而も殺し、而も食する者は、即ち我父母を殺し、亦た我が故身を殺すなり。一切の地水は是れ我が先身、一切の火風は是れ我が本體なり。故に常に放生を行じ、生生に生を受けしむるを常住之法とし、人に教へて放生せしめ、若し世人の畜生を殺すを見ん時は應に方便して救護し其の苦難を解け。常に教化して菩薩戒を講説し、衆生を救度せよ。若し父母兄弟死亡之日は、應に法師を請じて菩薩戒經律を講じ、福をもて亡者を資(たす)くれば、諸佛を見るを得、人天上に生ぜしむべし。・・」
「若佛子、慈心を以ての故に放生業を行ぜよ。一切の男子は是れ我が父。一切の女人は是れ我が母なり。我が生生に之に従って生を受けずといふことなし。故に六道の衆生は皆な是れ我が父母なり。而も殺し、而も食する者は、即ち我父母を殺し、亦た我が故身を殺すなり。一切の地水は是れ我が先身、一切の火風は是れ我が本體なり。故に常に放生を行じ、生生に生を受けしむるを常住之法とし、人に教へて放生せしめ、若し世人の畜生を殺すを見ん時は應に方便して救護し其の苦難を解け。常に教化して菩薩戒を講説し、衆生を救度せよ。若し父母兄弟死亡之日は、應に法師を請じて菩薩戒經律を講じ、福をもて亡者を資(たす)くれば、諸佛を見るを得、人天上に生ぜしむべし。・・」