福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

人身受け難し今既に受く・・・

2012-04-15 | 法話
智山派では「三帰礼文」として
『人身受け難し今既に受く。
 仏法聞き難し今既に聞く。
 此の身今生に於いて度せずんば、更に何れの生に於いてか此の身を度せん。
 大衆諸共に至心に三宝に帰依したてまつる。
 自ら仏に帰依したてまつる。当に願わくは衆生と共に大道を体解して無上意を発さ   ん。
 自ら法に帰依したてまつる。当に願わくは衆生と共に深く経蔵に入りて智慧海の如くな らん。
 自ら僧に帰依したてまつる。当に願わくは衆生と共に大衆を統理して一切無礙なら   ん。』

とお唱えしています。川崎大師などでもよく聞きます。
最近この「人身受け難し今既に受く。 仏法聞き難し今既に聞く。此の身今生に於いて度せずんば、更に何れの生に於いてか此の身を度せん。」ということばが朝の修法のときなど頭の中を駆け巡るようになって来ました。
今頃遅いのですが震災の後、いろいろ仏教徒としての初歩的な心構えを改めて体が感じはじめた気がします。
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