「マリブロンと少女」(宮沢賢治)
「正しく清くはたらくひとはひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。ごらんなさい。向うの青いそらのなかを一羽の鵠がとんで行きます。鳥はうしろにみなそのあとをもつのです。みんなはそれを見ないでしょうが、わたくしはそれを見るのです。おんなじようにわたくしどもはみなそのあとにひとつの世界をつくって来ます。」
この行を読むと改めてハッとさせられます。70を過ぎて、今迄様々な場面でとってきた行動・発してきた言葉・日々抱いてきた思い、これらを思い出すととても恥ずかしい世界を造ってきたものだと汗顔百斗の思いです。残された時間少しでもこれらの世界を清めていかなくては、と思います。
「正しく清くはたらくひとはひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。ごらんなさい。向うの青いそらのなかを一羽の鵠がとんで行きます。鳥はうしろにみなそのあとをもつのです。みんなはそれを見ないでしょうが、わたくしはそれを見るのです。おんなじようにわたくしどもはみなそのあとにひとつの世界をつくって来ます。」
この行を読むと改めてハッとさせられます。70を過ぎて、今迄様々な場面でとってきた行動・発してきた言葉・日々抱いてきた思い、これらを思い出すととても恥ずかしい世界を造ってきたものだと汗顔百斗の思いです。残された時間少しでもこれらの世界を清めていかなくては、と思います。