往生要集上
(十楽)
三、身相神通の楽とは、かの土の衆生はその身金色にして、内外ともに清浄なり。常に光明ありて彼此互いに照らす。三十二相具足して、荘厳に、端正殊妙にして世間に比ぶるものなし。・・・かの諸々の衆生は皆、五通を具し、妙用はかりがたく、心のままに自在なり。もし十方界の色を見んと欲せば歩をはこばずして即ち見、十方界の声を聞かんと欲せば座をたたずして即ち聞く。無量の宿命のことは今日聞くところの如く、六道の衆生の心は明らかなる鏡に像を見るが如し。・・・
(十楽)
三、身相神通の楽とは、かの土の衆生はその身金色にして、内外ともに清浄なり。常に光明ありて彼此互いに照らす。三十二相具足して、荘厳に、端正殊妙にして世間に比ぶるものなし。・・・かの諸々の衆生は皆、五通を具し、妙用はかりがたく、心のままに自在なり。もし十方界の色を見んと欲せば歩をはこばずして即ち見、十方界の声を聞かんと欲せば座をたたずして即ち聞く。無量の宿命のことは今日聞くところの如く、六道の衆生の心は明らかなる鏡に像を見るが如し。・・・