百錬抄 / 宝治元年(1247)六月十七日戊戌条
「十七日戊戌 炎旱に依り御祈。水天供を始行せらる 僧正仁恵以下之を奉ず。 夜に入り雨降る。 程なくして止畢りぬ。」
（水天供とは祈雨のために水天を供養する修法。
天皇は後深草天皇。鎌倉将軍は藤原頼嗣、執権は北条時頼。時頼も信仰深かったと見えます。僧正仁恵とは輪王寺二十九世仁恵法親王か、不明。）
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