福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は性助法親王が蒙古調伏のため孔雀経法を仁和寺大聖院に修した日

2025-03-06 | 法話

建治二年(1276)、三月五日は性助法親王が蒙古調伏のため孔雀経法を仁和寺大聖院に修した日です。



（性助法親王は後嵯峨天皇の第6皇子。母は三条公房の娘。建長3年1251親王。正嘉元年仁和寺法助について出家,翌年六勝寺検校・総法務となる。和歌にすぐれ,「続古今和歌集」などに収録されている。）

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テンプレート解説

テンプレートは胎蔵曼荼羅中台八葉院の赤蓮華をあらわしているつもりです。慈雲尊者は「大悲の曼荼羅のゆえに干栗太心、蓮華を以って体とす、故にその色赤し」と両部曼荼羅随聞記でおのべになっています。権田雷斧も「曼荼羅通解」に「八葉は大悲胎蔵のゆえに赤色なるべし」と書いています。また胎蔵曼荼羅の大部分の尊が蓮華に坐し、さらにその上観音様や虚空蔵菩薩様は蓮華を持しておられます。われわれも心臓を有しているように大いなる慈悲心を本来持っている佛であるということをこの赤蓮華で表しているつもりです。　

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