福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「十善法語」その47

2019-10-17 | 十善戒
次後の戒は菩薩自ら不邪淫の性じゃ。水の湿。火の煖。金石の堅きが如く。たとひ浄妙美麗男女の境に對しても。此不邪淫清浄の性は改らぬじゃ。

賢愚経の山居の沙彌。（賢愚經卷第五沙彌守戒自殺のことか。この沙彌は妙齢の美女に言い寄られて自殺する。）。

大論の失路優婆塞の類じや
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テンプレート解説

テンプレートは胎蔵曼荼羅中台八葉院の赤蓮華をあらわしているつもりです。慈雲尊者は「大悲の曼荼羅のゆえに干栗太心、蓮華を以って体とす、故にその色赤し」と両部曼荼羅随聞記でおのべになっています。権田雷斧も「曼荼羅通解」に「八葉は大悲胎蔵のゆえに赤色なるべし」と書いています。また胎蔵曼荼羅の大部分の尊が蓮華に坐し、さらにその上観音様や虚空蔵菩薩様は蓮華を持しておられます。われわれも心臓を有しているように大いなる慈悲心を本来持っている佛であるということをこの赤蓮華で表しているつもりです。　

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