今日二月十日は大師が西明寺に移られた日です。
御請来目録に「延暦二十四年805仲春十一日、大使等、軔ながえを本朝に旋めぐらす。ただ空海のみ、孑然けつぜんとして、勅に准じて西明寺の永忠和上の故院に留住す。ここにおいて城中を歴て名徳を訪ふに偶然にして青龍寺東塔院の和尚、法の諱は恵果阿闍梨に遇ひ奉る」このとき大師は御年丗二歳。
(西明寺は7世紀に高宗と武則天が祇園精舎を模して建てたものといわれ、長安随一の名刹。玄奘三蔵・義浄・永忠等が住んだといわれる。のちに西明寺は大安寺のモデルとなったとされる。)
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