福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

十八日は観音様の日です

2010-09-18 | 法話
観音経抄に曰「機感相と応の始と末を観察するを観と号し、観るところの境界を世音と称す」と。(観音菩薩は衆生が救いを求めると直ちに救済する菩薩で、密教では胎蔵界の中台八葉院・蓮華院・釈迦院に位置する。

(観音様は般若心経の最初に出てきますし、観音経もよく読まれます。このなかで「一心称名。観世音菩薩。即時観其音声。皆得解脱」とありますように観音様は衆生の苦悩を自在に見抜き救っていただけるので観自在ともいわれます。講でよく参拝する護国寺の本堂には観音様の三十三の変化のお姿があります。私も観音様を拝み続けてありがたいおかげを次々と頂きました。ほんとうにやさしい有り難い仏様です。)

また8のつく日は鬼子母神の日ともいわれます。鬼子母神はインドでは、安産、子育ての神として祀られ、日本でも密教の盛行に伴い、小児の息災や福徳を求めて、鬼子母神を本尊とする訶梨帝母法が修せられたりしています。ご真言は「オン・ドドマリ・ギャキティ・ソワカ。」
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