福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

ダライラマ法王が先月11月議員会館で講演された記録

2016-12-03 | おすすめ情報
ダライラマ法王が先月11月議員会館で講演された記録があります(注1)がそのなかで法王は「日本には神道・仏教・テクノロジーがありこれらが融合するときすばらしい未来がある」とおっしゃっています。逆にいうとこれらが明治の神仏分離以来の姿をそのままにバラバラなままだと日本に未来はないということでしょう
(注1)「・・神道は様々な形でいのちを尊重し、自然に対して敬意を払っています。これは大変素晴らしいことですし、その姿勢は現代社会では極めて重要な意味をもちます。現代では工業化や誤った信念でこうした姿勢は軽視されがちですが、私たちは本質的に自然の一部なのですから、自然に対して敬意を払うことはとても大切なのです。

また仏教についていえば、日本の仏教徒の方々は日常的に般若心経を唱え、梵語仏典の伝統を継承しています。もちろん私はすべての伝統宗教に敬意をもち、宗教的調和に私は全力で取り組んではいます。すべての宗教が愛や慈悲や赦しというものを同じように実践することを説いています。哲学的な立場や概念上はさまざまな違いがあります。一般に仏教や特にナーランダー僧院の伝統についていえば、三十年以上の自分自身の経験より申し上げますと、この伝統は現代科学と共存して進歩していくことが出来ることが確実なものであるということが出来ます。

みなさまには伝統的な神道や仏教があり、そして現代のテクノロジー文明があり、そして日本の社会は規律正しいものです。こう考えると日本のみなさまには必ず素晴らしい未来があると感じます。
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