福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

福聚俳句「高野山・京都を訪ねて　　　2009.5.5」その７

2009-06-28 | 法話
鐘楼の音轟きぬ青葉山（結縁灌頂の庭儀曼荼羅供では法螺貝と繞鉢と大塔の大鐘がつぎつぎと何度も鳴らされます）


薫風や善女には未だ未だなれず（我々は心の最も深いところではもとから善男善女ですが信仰を深めないとそのことに思い至りません）
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テンプレート解説

テンプレートは胎蔵曼荼羅中台八葉院の赤蓮華をあらわしているつもりです。慈雲尊者は「大悲の曼荼羅のゆえに干栗太心、蓮華を以って体とす、故にその色赤し」と両部曼荼羅随聞記でおのべになっています。権田雷斧も「曼荼羅通解」に「八葉は大悲胎蔵のゆえに赤色なるべし」と書いています。また胎蔵曼荼羅の大部分の尊が蓮華に坐し、さらにその上観音様や虚空蔵菩薩様は蓮華を持しておられます。われわれも心臓を有しているように大いなる慈悲心を本来持っている佛であるということをこの赤蓮華で表しているつもりです。　

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