「アカシックレコード(Akashic Records)ということばがある。これは、宇宙や人類の過去から未来までの歴史全てが、データバンク的に記されているという一種の記録をさす概念。多くの場合、宇宙空間それ自体にその(一種の)記録がなされると考えられており、アカシャ (akasha) とはサンスクリットで「虚空」、「空間」を意味する。神智学やリーディングの伝統などでは覚者は、この記録から、意のままに過去や未来の情報を引き出すことができるようになり、そして自己の人生の意義や存在の理由がわかるとされる。(浅井證善「高野山時報」)。」
私も5年前、虚空蔵菩薩様を拝む『求聞持法』を行じたとき、四国太龍寺の岩の上で朝2時ころ星空を見上げながらこの宇宙の無限の財宝が人々に遍くいきわたりますように、人々がこの虚空の様な無限の宝を等しく享受できますようにとおがんだことがあります。すると「衆生はすでに持っておるぞ」とおさとしがあったような気がしました。そのときは気のせいだと思っていたのですが、いまでは「そうなのかもしれない」と思うようになりました。我々自身が宇宙・虚空と一体なのですから、虚空の中に在る宝とも一体であるはずなのでした。
私も5年前、虚空蔵菩薩様を拝む『求聞持法』を行じたとき、四国太龍寺の岩の上で朝2時ころ星空を見上げながらこの宇宙の無限の財宝が人々に遍くいきわたりますように、人々がこの虚空の様な無限の宝を等しく享受できますようにとおがんだことがあります。すると「衆生はすでに持っておるぞ」とおさとしがあったような気がしました。そのときは気のせいだと思っていたのですが、いまでは「そうなのかもしれない」と思うようになりました。我々自身が宇宙・虚空と一体なのですから、虚空の中に在る宝とも一体であるはずなのでした。