Q,葬儀で死者の経帷子等に梵字を書いたり、経典の一節を書いたりすることは罪にはならないのですか?
A,一八世紀成立の「真俗佛事編」には
「経典や梵字を棺にいれたり経帷子に書くことは経巻を焼く罪、不浄に触れる罪になるという人がいますがこれはまちがいで、むしろこうすることが死後を安楽にする道」とあります。
根拠として
1、「不空羂索真言経」第六羂索成就品に「もし衆生が億劫に具に四重五逆などの罪 . . . 本文を読む
お大師様の「秘密曼荼羅十住心論」に三帰と十善戒等の関係について書かれてありました。それによれば三帰(帰依佛、帰依法、帰依僧)からすべてが生まれるということでした。福聚講のおまいりでも三帰(この身今生より未来際をつくすまで深く三宝に帰依し
たてまつる。弟子某甲 盡未来際 帰依佛 帰依法 帰依僧 )を飛ばして次の十善戒をお唱えしたりしていましたが以後三帰依文から順番におとなえすることとします。 . . . 本文を読む
岡部伊都子著「みほとけとの対話」(淡交社)でも「愛らしい足指 三室戸寺 阿弥陀三尊の観音像」として紹介されている三室戸寺の観音様の足の裏が特別に拝観できるそうです。観音様の足の裏を拝する会のお知らせ
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懐感の釈浄土群疑論第二には亦因果、自在不自在、証未証、自力他力の四隻に約して浄不浄を論じ、因果相望せば仏の大円鏡智所現の土は純無漏なるがゆえに之を浄土となずけ、十地己還の本識所現の土は有漏なるがゆえに浄土となさず。
自在不自在相対せば、第三地己上の菩薩所住の土は無漏の定力自在なるがゆえに浄土となずけ、二地以下を浄土となさず。
証未証相対せば無分別智を得て遍満法界を証せる地上の菩薩の所居を浄土と . . . 本文を読む
1、関東三十六不動霊場十六番札所(阿姿羅庭童子),竹園山 最勝寺 教学院、目青不動尊。御本尊 阿弥陀如来・不動明王。
永満元年(1165)天台僧義周が源頼政の命で創建、慈覚大師自刻の不動明王を本尊としたのが目青不動とされる。
華厳経にいう、天上界と地上界の間にたなびく青い雲の色に基づく不動尊である事から、天と地の連絡をして下さる不動尊というので、いつしか「縁結びの不動」とも云われ、若い男女、特に女 . . . 本文を読む
元暁の遊心安楽道ならびに両巻無量寿経宗要には、因果、一向不一向、純密、正定非正定、の四対に約して総じて浄不浄の別を判じ、因果相対せば唯佛の所居を即ち浄土となし、金剛己還の所居は之を果報土となずけ浄土となさず。一向不一向相対せば八地以上の菩薩の住所は一向に三界を出るをもって名ずけて浄土となし、七地己還の住所を浄土となさず。純雑相対せば唯菩薩の生所を浄土となずけ、凡夫二乗雑居の処を清浄世界となさず。正 . . . 本文を読む
Q,八功徳水とはなんですか?
A,倶舎論には「妙高山の周りに海がありその中に八功徳水がある、一には甘。二には冷。三には軟。四には 輕。五には清淨。六には不臭。七んは飮んだ時喉を傷めず。八には飮みおわって腹を傷めず。」とあります。
(妙高爲初輪圍最後。中間八海。前七名 内。七中皆具八功徳水。一甘。二冷。三軟。四 輕。五清淨。六不臭。七飮時不損喉。八飮已不傷腹。)
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・いろいろな宗教があるのは人々の機根がさまざまだから・・・
・自分の活動の原点は懺悔である・・
・輪廻転生もある・・・
・なぜ地震津波原発事故と相次ぐ悲惨な事故が日本に起こったかは一切智者のみしかわからない . . . 本文を読む
Q、修行したのちまた俗世に出ていく修行僧のかたもいますが佛縁が薄いのでしょうか?
A,
二通りの場合があると思います。
一つ目は、佛縁が薄い場合。
二つ目は、仏様により悟後の修行をさせられている場合です。
禅宗では悟りを得たのちの修行を「聖胎長養」といいます。唐の馬祖道一の『馬祖語録』「示衆」のには「色の空なるを知るが故に、生は則ち不生なり。若し此の意を了せば、乃ち時に随いて著衣喫飯し、聖胎 . . . 本文を読む
第13番札所・大聖山東朝院南谷寺(目赤不動尊)第13番札所・大聖山東朝院南谷寺(目赤不動尊)
第14番札所・神霊山慈眼寺金乗院(目白不動尊)
第15番札所・明王山聖無動院宝泉寺(中野不動尊)
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Q、大随求菩薩の御真言は
A,大随求菩薩は念じてその真言を読誦すれば、衆生の願に随い施しを与えるとされます。そのため随求と名づけられ、その真言を随求陀羅尼といいます。この尊の真言には息災・滅罪、特に求子の功能がよろこばれて平安時代以降に隆盛になったとされます。
大随求陀羅尼は「オンバラバラサンバラサンバラ インヂリヤビシュダニウンウンロロシャレイ ソワカ 」です。
清水寺の随求堂などにおま . . . 本文を読む