福聚講(高原耕昇講元)では、12月8日(土)午後3時30分から、東京・文京音羽の神齢山・護国寺で、定例の参拝、読経会を行いました。この日は、釈尊の成道会でもあり、参拝は、記念すべき、意義のあるものとなりました。特にこの日境内で老人がつまずいて倒れ額から流血していたのを福聚講の皆さんが助け起こして介抱し、送っていったのはなにかご本尊の如意輪観世音様からの暗示のような気がしました。そういうハプニングで . . . 本文を読む
新義真言宗の祖、興教大師覚鑁上人 (1095~1143)は康治2年12月12日入滅されました。
無常観と浄土教が広がる世に、大日如来を中心とするマンダラ思想を説き高野山金剛峯寺の座主でしたが、真言宗総本山金剛峯寺の内紛を憂い、金剛峯寺内の「密厳院」において3余年に及ぶ無言行の後、密厳院発露懺悔文を書き上げました。やがて高野山を追われ、根来(ねごろ)にて独自の教義を展開しまた。これを新義真言宗と呼び . . . 本文を読む
「掌の中の無限」(マチウ・リカール(分子生物学者にしてチベット仏教僧侶)とチン・スアン・トアン(ヴァージニア大教授(天体物理学)共著)のなかから・・・星の塵である我々はサバンナのライオンやラベンダーの花と同じ宇宙の歴史を共有している。
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「輪廻転生はある一つの宗教の特別な教えではないのです。仏教の特別な教えでもヒンズー教の特別な教えでもなくて一つの事実なのです。宗教は関係ありません。エネルギーの不滅論だから、キリスト教であろうがイスラム教であろうが仏教であろうが関係ないのです。誰であろうと死んだら身体は地球から借りたものだから返さなくてはなりません。しかし生命としてのエネルギーは異なる形をとってズーッと生滅変化して続いていくのです . . . 本文を読む
「徳を積む行為を、徳の高い順にいえば
まず第1に瞑想をすること、心を清らかにすることです。
次に説法を聞くことや説法をすることです。
次にいろいろなことをして生命を助けてあげることです。
そのように私たちは精神的なエネルギーを高めていってそのエネルギーを自分のなくなった親戚、先祖たちに回向してほしい。それには一周忌とか四九日とか待たなくていいのです。一週間と云うのは地上の考えであって、他の次元に . . . 本文を読む
「仏教で勧める正しい供養の仕方と云うのがあります。・・仏教のすすめる供養とは自分自身が精神的に徳を積んで清らかな心の波動をつくってその波動の影響をほかの生命にも与えてあげることです。回向といいます。遺族は善行為をして功徳を積みます。功徳を積むことで遺族は清らかな心を持ちます。その善行為が自分の為に行われた供養だと知った個人は喜びます。喜ぶことで故人に清らかな心の波動が生まれます。清らかな心の波動は . . . 本文を読む
A,結論は「縁起のいいもの」です。意味は仏を供養するためのもの。回数は1ないし3回です。
密教では五供養といって仏様を供養するのに 塗香・華・焼香・飲食・灯明の5種類をあげます。
そして焼香のいみは一度火をつけると最後まで燃え尽きるというところから「精進」をあらわします。(ちなみに塗香は戒律を、華は忍辱を、飲食は禅定を、灯明は智慧をあらわします)
なお「感通伝」によれば天人が道宣律師に仏を供養 . . . 本文を読む
「・・善いことも悪いことも、みんなこれは如来様なんです。我々みたいな明日死ぬかわからないような老人になると、本当に死というものが重大問題です。私は嘘ではなく、本当に自分はどうして死ぬかということを毎日考えております。私は「南無遍照金剛、南無遍照金剛」と唱えながら消えていきます。だからお前たちは側に寄らずに静かにしてくれと、家内たちに言っております。私は坊主である以上本当に最後の往生だけは大往生を遂 . . . 本文を読む