福聚講護国寺参拝記録
待ちに待った初夏の季節になりました。私たちの気まぐれな心身状態ではない、明確な因果の法則どうりに運行する自然宇宙の確実な法則性により、四季の変化が実現してゆくことに感銘を受けます。東京・文京の大本山・護国寺には初夏が訪れています。境内の大木は、濃い緑の葉をつけ、活力に溢れています。そんな中で、福聚講(高原曻耕講元)は、5月19日(日)午後3時、定例の参拝行を行いました。いつ . . . 本文を読む
今日18日は19時から京都鞍馬寺五月満月祭です。鞍馬寺のホームページです。「新緑の五月の満月の夜は、全てのものの目覚めのために天界から強い エネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行わていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれている事がわかり、戦後、五月満月の秘儀を「ウエサクさい」 とよんで広く公開し、全ての目覚めと平安を . . . 本文を読む
今日は神呪寺融通観音大祭です。
神呪寺(兵庫県西宮市神山町)の本尊である如意輪観音様が
毎年5月18日に御開帳されます。神呪寺ホームページには「5月18日融通観音大祭(開帳法会)」と書かれています。神呪寺・ 観心寺・室生寺の如意輪観音様が日本三大如意輪観世音と言われています。
この如意輪観音様は御大師様が御作りになったとされており、高野雑筆集に
「天長七年三月六甲山に於いて桜木を以て刻造する如意輪 . . . 本文を読む
5月17日と18日は興福寺・春日大社の薪能です。古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられ
てきたものを指し、各地の薪能は戦後これに倣ったものということです。5月17日(金)は午前11時より春日大社舞殿で「咒師(しゅし)走りの儀」、18日(土)は午前11時より春日大社若宮社で「御社上り(みやしろあがり)の儀」が奉納された後、午後5時半から興福寺南大門跡般若の芝で「南大門の儀」が執り行われ . . . 本文を読む
十五日は阿弥陀仏、水天様、妙見様、春日大明神、隠岐州と佐渡州の日。
・阿弥陀仏(「三十日秘仏」)。称賛浄土経に曰く、「その中に尊います。無量壽および無量光となずく」と。(西方極楽浄土の教主。Amitābha(無量光佛)Amitaayu(無量光佛)という、最初のAmita(阿弥陀)は無量の佛を意味している。過去久遠劫に法蔵比丘が四十八願を起し、仏のもとで修業し、願を成就させて阿弥陀仏となったもの . . . 本文を読む
Q、魚等の生き物を神様にお供えすることは殺生の罪にあたらないのですか?
A,沙石集に「殺生をして祭るには、神明苦を受け、清浄の法味を捧げ、甚深の道理を説くには、(=神は)楽を受く」と云へり。この意を得て、罪なき供物を捧げ、妙なる法味を奉るべきなり・・とあります。
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今日から高尾山神護寺の多宝塔特別拝観 五大虚空蔵菩薩像春季御開帳です。 5月13日(月)から15日(水)までです。私も十年目に求聞持を太龍寺で修する前にこの五大虚空蔵様を拝させていただき無事成満できたことを思い出します。 . . . 本文を読む
「座禅することは成仏することである。あるひとは『座禅しに来ておりますが成仏はしておりません』という。それは違う。盗人は人の者を取った瞬間に盗人じゃ。盗人じゃから人の者を取るのじゃ。是と同じで、成仏せぬと座禅はせぬものじゃ。座禅が成仏である。だからここで座禅しているとそのままそれが成仏である。」
「まだ永平寺の小僧にもならぬ頃、一人薄暗い本堂のなかで威儀を正して坐禅しておる私の姿を見て、いつも私をこ . . . 本文を読む
今日は上賀茂神社「みあれ祭」です。
以下ウキぺデアと五來重「宗教歳時記」に依ります。
「みあれ祭」は毎年5月12日の夜(本来は旧暦4月の中の午の日)上賀茂神社で行われる古来の神迎えの神事。御阿礼祭ともいう。〈みあれ〉は出現・誕生を意味する。神社の北西約880mの御生野(みあれの)という所に祭場を設け,ここで割幣をつけた榊に神を移す神事を行い,これを本社に迎える祭りである。祭場には,特殊の神籬を設け . . . 本文を読む
「上宮太子御記」です。
「上宮太子御記(親鸞聖人撰述)
「釈迦の正覚なしたまひし日より涅槃にいたりたまふよにいたるまで、ときたまへるところのもろもろのみのり、ひとつもまことにあらざることなし。始めには華厳を説いて解らしめたまふ。日のいでまず高峰を照らすが如し(華厳経「宝王如来性起品」に「譬えば、日出でて先づ一切の諸の大山王を照し次に一切の大山を照し、次に金剛宝山を照し、然る後、普ねく一切の大地を照 . . . 本文を読む
金山穆韶「仏教における個体の原理」より「・・・三千円具の甚深なる実相観に依り、一切世界は常寂光の法身の境界にして、一切の衆生各々法界の主となる妙旨顕はる。しかしてかかる甚深なる実相観は、これ(摩訶止観を説いた天台大師)智者大師の創唱ともいひ得らるべきものである。即ち一念三千の説は摩訶止観の(巻第五の上)観不思議境の説段に開演せられたる法門である。「夫れ一心に十法界を具す。一法界又十法界を具して百法 . . . 本文を読む
秘蔵宝鑰より
「大毘盧遮那経にいわく「悉地は心より生ず」。金剛頂経に説くがごとし、「一切義成就菩薩初めて金剛座に坐し、無上道を取證して遂に諸仏に此の心地を授かることを蒙ってしかしてよく果を證す」。およそ今の人、もしよく心決定して教えの如く修行すれば座を起たずして三摩地現前し、ここに本尊の身を成就すべし。
(大日経悉地出現品にいわく「悟り・霊験はこころより生ずる」と。また金剛頂経には「お釈迦様は . . . 本文を読む
摂真実経「この秘密の法は得難し、遇ひ難し、設ひ遇ふことを得るも信心を生じ難し。汝ら大衆無量劫に於いて積劫累徳して今この法を得たり。もしこの法に遇はば久しからずして無上菩提を成ずべし」 . . . 本文を読む
今日5月10日は笠間稲荷神社御田植祭です。笠間稲荷神社ホームページには「笠間稲荷神社では、御神饌田において古式ゆかしく御田植祭を斎行いたします。御田植祭はその年の豊穣を祈願するとともに、稲荷の大神さまに毎日御供えする御米(みけ)を栽培する稲苗の植付けの神事であり、このお祭りは食物を司る稲荷大神、宇迦之御魂神様の御神徳に由来する重儀として厳修しております。・・・」とあります。 . . . 本文を読む