Fukunosukeです。
毎年年末は、夫婦忘年会を兼ねて、一年の垢を落としに温泉一泊旅行です。
昨年は弟夫婦と箱根の「佳松」へ行きましたが、今年は同じ系列の「ふくや」へ。
場所は元箱根、芦ノ湖のほとりです。
いい天気です。富士山が丸見えです。
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湖畔の道を折れ、急坂を登っていくとありました。華の宿 ふくや。
数奇屋作りのいかにも「旅館の見本」みたいな風情。僅か6室の
こじんまりした旅館です。
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部屋に案内されると、、、次の間があって、広縁風に掘りごたつが付いていて、
おまけに小さいが露天風呂までついていて、、、。あれ?こんな立派な部屋を
予約していたっけ?確か露天風呂の部屋ではなかったはず!
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この後ちょっとした悶着あったのですが、結局家の方に送られてきていた予約
確認書をみると、こちらのお部屋の料金が書かれていました。
「年末だし、まぁいっか」ということで了解。贅沢してしまいました。
2人では広すぎる。運動会できちゃいます。
掘りごたつからは、旧東海道杉並木の大木がよく見えます。
ホントは、あの木を切っちゃえば、上の写真のような「芦ノ湖越しの冨士ビュー」
がバッチリ拝めるのですが、国立公園ということもあって、勝手なことはできな
いそうです。
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旅館の人も、泊り客も、雷かなんかであの木が倒れることを願っている。
当の杉の木としてはたまったもんじゃありませんね。
窓に近づいて下を見下ろすと、実はあんまりいい景色じゃなかったりします。
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露天風呂はこの大きさ。ちょっと狭かったかなー。でも部屋に露天風呂があると
やっぱり嬉しいですね。何回も入っちゃった。
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温泉入って、マッサージしていたら、日が暮れてきました。ごはんだ!
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ふくやの食事は、「京風寿司懐石」ということだそうです。佳松の食事も
好みなので期待大。
<先付と前菜>
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うーん。出汁が美味しい。これなら間違いないでしょう。
<椀物:蟹しんじょう>
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不思議と上に乗っている蕗が美味しかったですね。
<造り>
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ひらめ、いか、マグロ。マグロの大トロ、筋っぽく見えますがとても美味し
かったです。
<焼き物と進肴>
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焼き物は鰤の山椒焼き。一緒に乗っている下仁田葱の天ぷらが口の中でとろ
けて美味しい。手前の進肴が変わり寿司。
<凌ぎ:柚子釜クリーム焼き>
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洋風皿(器は和風ですが)は柚子釜を使ったグラタン風。
<煮物:源助大根>
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源助大根って、何のことかわかりませんが、加賀野菜だそうです。
<酢の物:じゃこと白菜、水菜サラダ>
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何でもないサラダですが、これ美味しい。
<食事>
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しめのごはんです。赤出しも美味しいですね。
<デザート:カボチャプリン>
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フルフルのカボチャプリンです。
<朝食>
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真ん中の黒いお椀はお粥なのですが、美味しい。hiyokoによれば、「旅館の
朝食で食べたお粥の中では一番美味しかった」とのこと。
この他に、鯵の干物とアサリの味噌汁とごはんとデザート。今回は、ごはん
2杯半いきました。(食後のコーヒーはラウンジでいただきました)
こちらの旅館の名物は「寿司懐石」ということで、げたに乗った江戸前寿司が
どーんと出てくるのかと思いましたが、そんなことはありませんでしたね。
寿司の量はとても控えめです。しかし、それでも寿司(=ごはん物)を出して
しまう関係か、他の一品一品の量が気持ち少なめになり、プレゼンテーションの
インパクトには欠けるかも。
ネットの評で行くと、佳松よりふくやの方が美味しいという評判ですが、どう
でしょう。確かに味付けはふくやの方が精緻な感じではあります。量や全体の
バランスを考えると、女性にはふくやの方が人気があるのかな。腕白腹ペコ
大将の僕としては、佳松も捨てがたい。どっちもいいです。
食事の他に、とても感心したのは、館内がどこも非常に清潔であること。
数日前に記録的な大雨が降ったはずですが、窓には雨だれの後なんて皆無。
毎日窓の外まで拭いているんでしょうか?大したものです。スタッフの方も
みな感じがよくて、居心地がいいです。
今時のモダンオシャレな高感度旅館というわけではないし、老舗旅館のように
趣があるというわけでもありませんが、大変に良質な旅館であると思いますよ。
毎年年末は、夫婦忘年会を兼ねて、一年の垢を落としに温泉一泊旅行です。
昨年は弟夫婦と箱根の「佳松」へ行きましたが、今年は同じ系列の「ふくや」へ。
場所は元箱根、芦ノ湖のほとりです。
いい天気です。富士山が丸見えです。
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湖畔の道を折れ、急坂を登っていくとありました。華の宿 ふくや。
数奇屋作りのいかにも「旅館の見本」みたいな風情。僅か6室の
こじんまりした旅館です。
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部屋に案内されると、、、次の間があって、広縁風に掘りごたつが付いていて、
おまけに小さいが露天風呂までついていて、、、。あれ?こんな立派な部屋を
予約していたっけ?確か露天風呂の部屋ではなかったはず!
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この後ちょっとした悶着あったのですが、結局家の方に送られてきていた予約
確認書をみると、こちらのお部屋の料金が書かれていました。
「年末だし、まぁいっか」ということで了解。贅沢してしまいました。
2人では広すぎる。運動会できちゃいます。
掘りごたつからは、旧東海道杉並木の大木がよく見えます。
ホントは、あの木を切っちゃえば、上の写真のような「芦ノ湖越しの冨士ビュー」
がバッチリ拝めるのですが、国立公園ということもあって、勝手なことはできな
いそうです。
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旅館の人も、泊り客も、雷かなんかであの木が倒れることを願っている。
当の杉の木としてはたまったもんじゃありませんね。
窓に近づいて下を見下ろすと、実はあんまりいい景色じゃなかったりします。
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露天風呂はこの大きさ。ちょっと狭かったかなー。でも部屋に露天風呂があると
やっぱり嬉しいですね。何回も入っちゃった。
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温泉入って、マッサージしていたら、日が暮れてきました。ごはんだ!
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ふくやの食事は、「京風寿司懐石」ということだそうです。佳松の食事も
好みなので期待大。
<先付と前菜>
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うーん。出汁が美味しい。これなら間違いないでしょう。
<椀物:蟹しんじょう>
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不思議と上に乗っている蕗が美味しかったですね。
<造り>
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ひらめ、いか、マグロ。マグロの大トロ、筋っぽく見えますがとても美味し
かったです。
<焼き物と進肴>
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焼き物は鰤の山椒焼き。一緒に乗っている下仁田葱の天ぷらが口の中でとろ
けて美味しい。手前の進肴が変わり寿司。
<凌ぎ:柚子釜クリーム焼き>
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洋風皿(器は和風ですが)は柚子釜を使ったグラタン風。
<煮物:源助大根>
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源助大根って、何のことかわかりませんが、加賀野菜だそうです。
<酢の物:じゃこと白菜、水菜サラダ>
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何でもないサラダですが、これ美味しい。
<食事>
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しめのごはんです。赤出しも美味しいですね。
<デザート:カボチャプリン>
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フルフルのカボチャプリンです。
<朝食>
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真ん中の黒いお椀はお粥なのですが、美味しい。hiyokoによれば、「旅館の
朝食で食べたお粥の中では一番美味しかった」とのこと。
この他に、鯵の干物とアサリの味噌汁とごはんとデザート。今回は、ごはん
2杯半いきました。(食後のコーヒーはラウンジでいただきました)
こちらの旅館の名物は「寿司懐石」ということで、げたに乗った江戸前寿司が
どーんと出てくるのかと思いましたが、そんなことはありませんでしたね。
寿司の量はとても控えめです。しかし、それでも寿司(=ごはん物)を出して
しまう関係か、他の一品一品の量が気持ち少なめになり、プレゼンテーションの
インパクトには欠けるかも。
ネットの評で行くと、佳松よりふくやの方が美味しいという評判ですが、どう
でしょう。確かに味付けはふくやの方が精緻な感じではあります。量や全体の
バランスを考えると、女性にはふくやの方が人気があるのかな。腕白腹ペコ
大将の僕としては、佳松も捨てがたい。どっちもいいです。
食事の他に、とても感心したのは、館内がどこも非常に清潔であること。
数日前に記録的な大雨が降ったはずですが、窓には雨だれの後なんて皆無。
毎日窓の外まで拭いているんでしょうか?大したものです。スタッフの方も
みな感じがよくて、居心地がいいです。
今時のモダンオシャレな高感度旅館というわけではないし、老舗旅館のように
趣があるというわけでもありませんが、大変に良質な旅館であると思いますよ。