ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

Bar Daniela

2008-11-19 00:27:04 | たべもの イタリアン フレンチ
Fukunosukeです。


下北沢には、「イル・ニード」というイタリアンの名店がありました。
残念なことに、建物の取り壊しに伴い、お店はクローズしてしまい
ましたが、シェフがはす向かいにオープンしたBarで、今でもその味が
楽しめます。

このお店は過去何度か紹介していますが、今回、本格的に夜の
メニューを試したのでレポートします。

前に紹介したイル・ニードはこちら

前に紹介したダニエラはこちら




夜の営業は6時から。猫カフェで時間を潰してからやって来ました。




    カジュアルな雰囲気です。レ・リヤンもそうですが、
    “今時のカフェじゃん”なんて侮ると、おいしくて
    びっくりします(笑)。
    


    イル・ニードを閉めて、シェフがこちらに移ってきた頃から、
    夜のメニューは俄然本格的になりました。



    まずは、鴨のサルシッチャ。自家製です。うまい。
    


    エスカルゴのグラタン仕立て ダレンツォ風
    



    ホタテとカリフラワーのトルタ仕立て
    
    ベースのタルトが軽くていいです。




    コルドネッティ(手打ちパスタ) 秋トリュフをかけて
    
    お客さんの目の前で、シェフがトリュフを削ってくれます。



    これまで、トリュフものというと、サラミのようなスライスが
    乗っかってくるけど、パリパリするだけで味も香りもなく、
    「なんでこんなものがおいしいの?」と思っていたのですが、
    考えを改めました。

    これは本当においしかった。香りと旨みの濃さが断然違う。
    いや本当に、今日生まれて初めてトリュフを食べた、という
    くらい衝撃的でした。クラクラきました。
    
    シェフ曰く、トリュフと言っても品種は13種類もあり、物に
    よって旬が少しずつ変わるんだそうです。また最近は、中国
    などで栽培も盛んで、レストランで使われる多くのものは
    中国産なんだそうです。


    なるほど。


    僕、トリュフの事なんてまったく知りませんでしたが、意外に
    味覚がしっかりしているかも(なんて自惚れてみたりする)。


    すみません。冗談です。





    仔牛すね肉のバレリア風煮込み(オッソ・ブッコ)
    
    オレンジピールで少し軽めに仕上げています。




    モント・ビアンカ(モンブラン)
    
    変わってるぅ。味は、くどくなく軽い仕上がり、
    ペロリといっちゃいますよ。



イル・ニード時代と比べると、軽めのメニューの割合が増えま
したが、やはりおいしいです。シェフはイタリアで修行した方
なので、味も本場を基礎にしています。

来年あたり、別の場所に進出する予定だそうですが、できれば
この場所で続けてもらえたら嬉しいんだけどなー。