ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

北京出張報告。その5:炒肝で朝食

2009-03-10 23:03:33 | その他
Fukunosukeです。



「中国じゃ、朝はお粥でしょう?」なんて、、、

 欧米人の、

「日本人はみんなチョンマゲでしょー」

と同次元で思い込んでいましたが、北京では「炒肝」
という物を食べる人も多いんだそうです。


何それ? チャオガン? 試してみーよぉっと!

※ 生憎、前日の故宮騒動で相方は何故か体調不良。
  一人で行く事になりました。大丈夫カナ、、、。




早朝、タクシーに乗って10分。




鼓楼のそばに、目当てのお店はあります。




姚記炒肝店。、、、むー、営業してんのか?




防寒用のシートをくぐるのか。ちょっと勇気が要る。




おっー! 店内はすごい混雑! 外からはわからなかった
けど、結構繁盛してます。




システムがわからないので、とりあえず列に並んでみる。

なるほど、カウンターで注文して食べ物を受け取ればいいのか。
社員食堂と思えばカーンタン。


英語は当然通じないので、身振り手振りで注文しました。
炒肝1椀(小)と、包子2個で、4元(60円)。



混んでいるので、空いている席を見つけたら即確保しないと、
いつまでも席が取れません。




ふぅ。あー、ドキドキした。




このお椀が炒肝。「豚肝の醤油煮込み」の、
様なものです。




味の説明は難しいです。醤油味の餡のような、
ゆるい煮こごりの様なスープに、豚肝が入って
います。そこにニンニクの粗みじんがたっぷり。

フカヒレの煮込みのスープに似ている様な、
でも全然違うような、、、。

しょっぱそうに見えますが、そんなことはありま
せん。皆さん、スープは“ズビズビ”言いながら
最後まで飲み干すのです。



最初、「何コレー」と思うのですが、最後の頃には、
「結構好きー」となります。不思議。



皆さん炒肝と一緒に、包子を食べます。一人で
10個食べるつわものも、、、。僕も真似して2つ。



「あー、ダンボール入りの肉まんって、これかぁ」


違う。ちゃんと美味しいです。いくらなんでも、
この中にダンボールが入っていたら、すぐわかると
思いますよ。


炒肝と包子。面白い朝食メニューです。しかし、
何で朝からこんなものを食べるんでしょう。この日の
夜に帰国したのですが、hiyokoに「ニンニク臭い」
って言われたくらいですよ。



最後は「目下、故宮より話題の建築物」を見に行き
ますよ、シャッチョー!