ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

二期倶楽部(那須その1)

2006-05-04 09:54:50 | 国内旅行
これまで、那須にドライブに行くたび、ランチを食べたり、お茶したりして
きた憧れの二期倶楽部。このGW、家内の誕生日を兼ねて、エイヤで泊まり
に行きました。

二期倶楽部には、本館と、数年前に新しくできた東館があります。本館も
素晴らしいのですが、今回はコンランによるデザインワークで話題となった、
東館に泊まりました。



東館メイン棟。レセプションの他、ガーデンレストラン、スパ等が入っています。



レセプションは、今時風のかっこいい暖炉があったりします。



東館の宿泊施設は、すべてパビリオン形式。中庭を真ん中に、大小24の
コテージが配されています。




パビリオンには、1階建てのタイプと、メゾネットタイプがあります。
今回は1階建ての方。断然メゾネットの方がいいという評判のようですが、
普通のホテルの部屋の広さを考えると、これでも充分広くて快適。ベッド
は、セミダブルが2つという大きさ。上質なリネン類で整えられています。
ヘッドボード(?)の向こう側がリビングスペース。




いかにも「コンラン」なリビングスペース。テレビや雑誌で見ると(この
写真でもそうですが)、シンプルな分、安っぽく見えてしまい、行く前は
「どうなのかなーっ」て思っていたんですが、実際に行ってみると、やっ
ぱりいいです。ひとつひとつの調度がいいものを使っているので、無印良品
のような「ちょい安の日常感」とは無縁です。

裕福でオシャレな友人の家に招待されたような気分。ホント快適。



大きな窓の外に、ちょっとしたテラスがあって、その向こうは森になっています。
この他に、田圃に面している部屋、中庭に面している部屋があります。中庭に面
した部屋だと、外を歩く人から中が丸見えなので、僕はこの方が落ち着きます。



リビングの外から撮るとこんな感じ。窓が大きいだけに、開け閉めも大変です。



ヘッドボードの反対側は、こんな風にライティングデスクになっています。
DVDプレイヤーがあるので、持っていったCDなどかけられるのですが、
音はこの小さな液晶テレビから出るだけです。これは何とかして欲しい。
むしろ中途半端なテレビは要らないから、オーディオの設備を充実させる方が、
大人っぽくて気分です。



ミニバーは充実。ハードリカー以外なら、冷蔵庫のビールやジュースは無料。
コーヒーは、豆をミルで挽いてドリップします。これは気分!時間が贅沢に
なります。



部屋のお風呂。手前にトイレと洗面台があります。部屋の広さの割には、洗面
室は少し狭いかな。洗面台もダブルシンクだといいんだけど。でもバスタブは
広いですね。2人で入れます。



東館メイン棟のスパ。というか大浴場。それ程大きなお風呂じゃないですが、
すごく快適。写真じゃわかりませんが、やっぱりどことなくおしゃれ。



そこらの温泉旅館の露天風呂よりよっぽど爽快な半露天の温泉。森を渡る風が
すごく気持ちよかったです。
※ ちなみに、この温泉の源泉名は「純心女子学園温泉」という変な名前です。
  どういうことでしょう。二期倶楽部のオーナーは大手学習塾のオーナーと
  いうことを聞いたことありますが、関係あるのかな?



夕食は、本館レストラン「ラ・ブリーズ」へ。こちら本館はコンランではない
ですが、すごくセンスがいいです。




アミューズはヴィシソワーズ。じゃがいもではなく、「きくいも」というのを
使っているそうです。



神那鶏、才巻海老、那須御用卵の半熟黄身、色々の野菜をジュレであわせたもの。
野菜が生きています。



梅山豚(メイシャントン)のフレンチ風トンポーロー。おいしかった。
説明によると、梅山豚は日本に100頭しかいない貴重な豚なんだそうです。
今日食べちゃったから、日本にはあと99頭しかいないはずです。



ヤマメのムニエル。なかなかいいお味でした。


特選とちぎ牛フィレの網焼き(僕のメイン)



子羊背肉と各種野菜のダッジオーブン焼き(家内のメイン)



家内の誕生日なので、ちょっとアレンジしてもらいました。
♪ハップ・バースディ・トゥー・ユー♪、♪ハップ・バースディ・トゥー・
ユー♪、♪ハップ・バースディ、、、って、「ハッピー」でしょー。

いや、だってそう書いてあるもん、、、。あ、ホントだ。




これ、どういう写真かわからないと思いますが、バーのカウンターの向こう
側がガラス張りになっていて、外のブナの大木がライトアップされているのが
見えているんです。ちょっと幻想的でいいでしょ。



こちらが本館の建物。なかなかのインパクト。元々は、わずか8室のリゾート
ホテルとしてスタートしたそうです。右手の大屋根の下に、その客室が並んで
います。



4万2千坪(?)の敷地の中は、回遊できるような散策路があります。
タンポポが一斉に咲いていて、柔らかな緑と優しい色彩を描いています。
春のベルギーを思い出しました。


キッチンガーデンという、敷地内の農園からパビリオン方向を眺める。
「日本じゃない」と言っても、疑う人いないでしょうね。



朝食は、東館のガーデンレストランで。野菜のバイキングが名物だそうです。



すごい!徹底してデザイン優先。野菜までオブジェにされています。だけど、
この野菜たちもなかなかの実力者なのが、侮れないところ。



一面の窓ガラスから、森を眺めながらの朝食は最高にいい気分!



とうとう泊まった二期倶楽部東館。やっぱり最高。特に施設・設備や各種アメ
ニティは徹底的なこだわりようで、流石という感じ。一流ですね。レストランも、
以前昼食で利用した時よりもよかったかも。シェフが変わって充実したのかも
知れませんね(ただしデザートはイマイチ)。

ただ、サービスについては、「一流なのか、一流を気取っている二流なのか」
が微妙なところです。それぞれのスタッフの感じは悪くないのですが、今ひとつ
スタッフ間の呼吸(連携)が合っていなかったり、あれっと思うことも何度か
ありました。この辺が課題かなー。いっそリッツあたりにオペレーションを
任せると、もっと良くなるのではないかな。

しかしなんと言っても、パビリオンにこもって何もしないでいる時間が何より
最高。どんな気分かというと、例えば、新宿のコンランショップに行って、
夜そのままそこにお泊りさせてもらうような、そんな気分。

12時がチェックアウトですが、ぎりぎりまで部屋にいるゲストが多いらしく、
12時前後はレセプションが混雑してしまいます。

1週間くらい、何もせずボーっと滞在したくなる、そんなホテルでした。


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2 コメント

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素敵です! (Daisy)
2006-05-16 21:26:33
私もいつかは泊まってみたい、と思っていましたココ!やはり素敵なんですね~。ご飯も美味しそうだし(特に朝食!)、お風呂も気持ち良さそう~。羨ましい限りです
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二期倶楽部 (hiyoko)
2006-05-16 23:08:19
Daisyさん、見に来ていただいてありがとうございます。

二期倶楽部は実際泊まってみて良さがわかったホテルです。食事に立ち寄っただけではあの良さは伝わりませんでした。これまで日本にないタイプの、上質なリゾートだと思いました。

オーナーの女性に会ったことがあるのですが、とても素敵な方なんです。おそらく世界中のリゾートを知り尽くしているはずの方。

本当に1泊だけではもったいない、1週間くらいのんびり滞在したらいいなぁと思ってしまいました。

温泉も、那須のお湯は本当に素晴らしくて、多分私には一番合うかもしれません。スパも素晴らしかったですよ。

前が開けているロケーションがお好きなDaisyさんは、田園側のお部屋がいいかも。ちょうど田植えをしていました。

写真ではなかなかわからいのですが、すべてがオシャレ。ぜひぜひ帰国の際は行ってみてください。
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