SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

台湾へ 02

2007-03-11 | 仕事時スナップ
ミラマーホテルにチェックインしてからすぐに会食に行く。
雨はまだ止んでいない。
先程の車で移動するが、渋滞はすごいものがある。
ただし北京よりはるかにマナーがよく、クラクションの音もさほど聞かれない。
東京とそんなに変わらない感じだ。(大阪ぐらいか・・・)
大きく違うのはバイクの数がすごいことだ。
その数は半端ではない。
北京ではバイクは見られない。(規制があるらしい。)自転車が多い。

向った料理店には先方の家族、兄弟が既に待っていた。
ファミリーを大切にするのは、メインランドも台湾も同じようだ。



開始そうそう、これが出た!!
その味は最高であった。
この店は北京ダックが有名で常に予約が必要なのだそうだ。



解体されていく。しかもものすごい手さばきで。
ものの1分で終了。



すこし予感はしていたのだが、でもここは北京ではないし、暑い国だし。
登場しました。
白酒です。
それも58度である。
ラベルには白酒とは書いていない。コーリャンと書いてある。
白酒の原料はコーリャンである。





その後は乾杯、乾杯の連続であったが、社長の御父様(80歳ぐらい)が
圧倒的に強く、本当に大丈夫かと心配になった。
しかし、大丈夫な理由が社長の妹の口から出た。
「父の父は中国本土で白酒の工場をやっていたんですよ。」

・・・あの独特の匂いを生まれてからずっと嗅いでいたのだ。


会食を終える頃は乾杯と握手と軽く抱き合う感じとなる。
中国的な風景だ。

ホテルに戻り、ロビーにて台湾在住の知人と合流して、
いろいろ現地の話を聞いた。


コメント (2)
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台湾へ 01

2007-03-11 | 仕事時スナップ
今週は月曜から水曜まで仕事で台湾出張であった。
2月に入ってから北京に2回、台北に1回の出張が続き、
土曜出勤も多く、なかなか普通の生活に戻れない。
まあ一つ一つこなしていくしかない。

実は台湾には行ったことがなかった。
子供の頃から身近な国と感じていた。
頭には台湾の地理は入っていて、地名は20個は言えたし、
私の好きな阿里山森林鉄道のシェイ式機関車は憧れであったし、
この機関車は、つげ義春の名作漫画「ねじ式」にも登場して、
それは瞬時に判ったりもした。
近年はナロー鉄道最後の聖地でもあったので、ネットでは
始終台湾にアクセスしていた。
それで今回の台湾新幹線の開業だ。
台湾人の友人も居たし、歌も歌えた。
そもそも終戦までは日本であった国だ。
他の占領地と違って、反日感情が少なく、私の親の年齢であれば
日本語は普通に話せる国である。
それだけ身近で隣国でありながら、訪問したことがないのは
不思議である。
昨年、台北101という世界で一番背の高い高層ビルもできた。
高層建築マニアの私にとっては一番行かなければならない国だ。

しかし忙しいスケジュールの出張である。
憧れの者達は一つも見れなかったのだが、
台湾の現在と人柄にはすっかり魅了された。




台北から30キロほど離れた中正国際空港に訪問先の車が待っていてくれて、
台北とは逆方向の南方にある新竹に向う。
台湾の高速道路は移動の大動脈で、写真のように4車線が当たり前だ。
既に日本はこの時点で負けている。



夜10時過ぎにホテルに到着。
これが宿泊したホテルの部屋。
アメリカ的なホテルで快適そのもので、あまりにも広い。
値段は1万円強。
日本では有り得ない。



早速、夕食を兼ねてミーティング。
ケーキは極めて日本的であった。



「台湾ビール」という名の台湾ビール。
まあまあという感じで、次はハイネケンにした。



翌朝は早くに訪問先の会社に向う。
新竹サイエンスパークである。
まあ平たく言えば台湾の筑波、いや雰囲気はサンノゼのような場所である。
新幹線の駅もあり。
新竹バイオメディカルサイエンスパークという町もできつつある。
写真は新竹の旧市街地で、ここは旧来の台湾の風景。



訪問先の会社も非常にアメリカ的であった。
会議のやりかたや社員の雰囲気も西海岸的であり、ここはひょっとしたら
シリコンバレーなのか?と錯覚しそうであった。
社員はほぼ全員英語が堪能で、丸一日英語が飛び交っていた。

新竹のIT系の会社はアメリカ帰りの技術者が多く、英語が公用語
なんだそうだ。



夕方仕事が終わり、先方の社員達と台北に向う。
社員の車はベンツかトヨタであった。
雨が相当ひどく降っていたのだが、私を乗せてくれた女性社員は
常に片側4車線の最も内側のレーンを130キロほどで飛ばしていた。
台湾では中国とは様子が異なり、圧倒的に日本車が多い。それもトヨタと
ホンダが多かった。その他はドイツの高級車。
どうもアメリカ西海岸的なのである。
高速の料金所は既にETCが導入されている。
もうひとつ特徴的なのは、車のシートは基本的には革張りである。




市内に入ると渋滞がかなりすごい。

しかし写真で外に見えている車はどれも高級車だ。



会食の前にホテルにチェックインする。
ミラマーホテルであった。
ここも高級でゴージャスそのもの。
私のような階級の者が宿泊するホテルではない。
だが台湾価格なら可能なのである。
ザックリ言えば、物価は日本の半額ぐらいな感じだ。

コメント (4)
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