
短焦点の100mm/F2.0で撮ると、普通の車も美しく見えてしまう。
ホンダだって、ほら、ドイツ車に見える?
それは描写が滑らかで、バックのボケが美しいからだろう。

最近のベンツは今一つ好きになれない。
あまりにも高級すぎる。
日本の経済状況にマッチしていない。
乗ることが恥ずかしい気さえする。
現にヨーロッパでは、ベンツ等で大型車種に乗ることは
知性を疑われるとも言われており、大袈裟にいえば輸出用だ。
ドイツで最も理知的と言われるのは1.4リッタークラスだ。
写真の時代のベンツは好きだ。
古くてもカッコイイ。
そもそもドイツ車は長持ちする。
今のベンツだって同じだ。
長持ちするはずだ。
いい車作りをしている。
首尾一貫としてそうだ。
ただ時代がぶれるのだ。

VWはとてもいい。
見ただけで鉄板が厚いのがわかる。
塗装もそうだ。
VWは2013からEVとハイブリッドを販売開始する。
楽しみだ。

保育園のママさんの愛車。
なんだか最近の大馬力ってなんだろうと思ってしまう。
400馬力って必要なのか。
2CVのそもそもの意味は「2馬力」。
さすがに近年は30馬力まで出力アップしたのだが。

私が言うのもなんだが、OPELはイイ車だ。
乗ればわかるのだが、まず乗る機会などわが国には無い。
あまりにも売れないのでYANASEでさえ輸入をやめてしまった。
YANASEが長い年月をかけて気づいてきたVWブランドに、自ら負けてしまったのだ。
それぐらい日本はブランドに弱い、というかブランドが強い国なのだ。
「もしかしたらOPELは買いかもしれない。」とは思わない。
「VWなら間違いはないだろう。」
それが日本人だ。
欧州では大手でポピュラーで評価の高いものが売れない不思議な国だ。