小林秀雄「考えるヒント」を久々に読んだ。
うちは大学受験と高校受験のw受験の最中。
想い出すのは自分の時代の国語の受験勉強。
難しい大学だと必ず出題されると言われた小林秀雄。
いやでも受験のために読んだ。
しかし、難しくてつまらなかった。
判りにくいし。
この「考えるヒント」が出版されたのが1974年。
中2の頃だ。
だから受験に使われるのはブームでもあったのか。
そして今でも入試に使われている試験作成者の最終兵器なのだ。
本の帯にも書かれている。「センター試験出題で話題沸騰」と。
久しぶりに読んだら、全然難しくなかった。
数学や理科は忘れていても、国語は年齢が進めばわかることも多くなるのか。
大人になって読めば、小林秀雄が天才だけど割と若くてフレッシュな感覚であることも判るよ。