会津からの帰り、郡山駅構内でGV-E197系を見かけて撮っていた。
なんで別記したかと言えば、デビューしたばかりで、かつ1編成しかない貴重な車両だから。
GV-E197系はディーゼル機関で発電して、モーターで動く電気式気動車。
どこでも走れる。JR東日本の車両。
目的は主に線路や枕木を固定する砕石(バラスト)を運ぶ事業用目的の車両。
今までは電気機関車やディーゼル機関車が砕石専用の貨車をつないで輸送していたが、
その機関車が老朽してどんどん廃車されていること、機関車の運転はそれ用の免許が必要なこと、
機関車は方向が変わる時に、前後を付け替えることが必要など、いろいろ大変。
そこで旅客用ディーゼルカーの免許で運転でき、間に貨車部分を入れて、前後にGV-E197系を連結することで、
どちら方向もそのまま運転できる。
2両とも運転台付なので、単独でも入換作業や回送列車のけん引に使用できる。
という便利な新車なのだ。すごい。
そんな貴重な新車をたまたま郡山で見かけたのだった。
SONY α7c、FE4-5.6/28-60