自由が丘 Hyphen 牧田一隆カルテット
この4人は素晴らしく知的なサウンドを出すのだ。
音は熱い場合もあるのだが、知的でスムーズな感じは翻らない。
フロントのサックスとギターは特にそうだ。
ウッドベースはフレットが無いので、音程の解釈が特に顕著に出やすい。
吉武さんの音程は正確無比なのだが、バンドにすごく合っていて驚く。
それでいて、動きは大きく、全身で音を出してくる。
ドラムはジャズの正統派を真っ直ぐに進む。
スナッピーをスネアに密着させたり、離したりするためのストレイナーを
頻繁にオン、オフさせる曲があって、そのアクションをじっと見ていた。
垂直にアクションするクラビオットの便利さが良く分かった。
私はスネアを買う時に、ここに注目してグレッチのブルックリンにしたのだった。
しかし素晴らしい音作りやバランスだったなあ。
また見に行くのだ。
ちなみに、牧田さんと多功さんは、明日も行く新大塚のMercy Mercyに行き、
うちのバンドの國本氏とも知り合いだなんて、世の中は狭いもんだ。
α7c、FE4-5.6/28-60