未乗車の名松線は単行のキハ11で10名ほどの乗客を乗せて伊勢奥津に向けて淡々と走る。
高校生が多く乗っている。
沿線は田園風景の中を走る。長閑な風景だ。
家城駅では長時間の停車。
ここですれ違う。
長時間なのを知っているからか、乗客はゆっくり下車。
女子高生は停車してから3分ほどしてから下車した。
恐らく駅まで車でのお迎えがあるんだろう。
ローカル線の駅では大概は車が迎えにくるのだ。
さて、この家城駅では近年2回の車両逸走事故が起こっている。
この駅は勾配があって、2回とも手歯止めをしていなかったので、勾配を勝手に
走り始めて、およそ8.5km逸走して井関駅 - 伊勢大井駅間で停車した。
2回とも同じ場所まで23か所の踏切を通過している。
1回目は運転士が数分間、運転室から離れた時間、2回目は夜間に停泊中に逸走している。
そのことがあって、夜間の停泊は無しになった。
家城を出発すると、どんどん山間部、森林の中を川沿いに走り風光明媚だ。
素晴らしい沿線だ。
家城駅に到着。
長時間の停車。
松阪に向けてずっと下りの勾配なので、8.5km逸走して井関駅 - 伊勢大井駅間で停車しているのだ。
しかし美しい山里の風景が続く。
JRのローカル線ならではだ。
伊勢八知駅
キハ11のシートは厚みがあって、乗り心地が良い。
(つづく)
SONY α7CR、タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)