最近読んだ「関東私鉄格差」という新刊に興味深い話があった。
踏切の話だ。
例えば「開かずの踏切」の数は西武が81、京王が65に対して、京急7、京成が5と優秀。
それは都市部に高架区間が多いこと。西武と京王は高架化が遅れていることを意味する。
ただし、大手私鉄でただ一か所、第4種踏切があるのが京成で鬼越第5踏切。
これは行かねばなるまい。
日曜日に早速出掛けたのだった。
この鉄橋を渡ると千葉県。
3500系のリニューアル車もそんなに長くないだろうな。
都営5300形は廃車計画が発表されており、東京都だけにオリンピックまでにどんどん廃車される。
さて京成中山駅に到着。
ここは各駅しか停まらない。
そして構内踏切。
だからこういうアングルで撮れる。
京成には構内踏切がまだたくさんある。
京成中山駅の北方は中山法華経寺の門前町。
東山魁夷博物館もある。
駅の北側を歩いて隣の鬼越駅方面に向かう。
でもこれは失敗。
線路際に道は無いので大回りになる。
で、ここが目的の踏切。
第4種。
この踏切はただ1軒の家のためにある。
警報機が無いのは画面の左側30Mぐらいに第1種踏切があって、警報音が聞こえるから。
踏切を渡るとすぐに門。
電車は結構なスピードで走っている。
そのうち少年が自転車で登場。
カメラと携帯で写真と動画を録っていた。
市川市のバス。
踏切脇には電話機あり。
数分歩くと鬼越駅。
結果からすると、鬼越駅から歩いた方がずっと近い。
この駅は都市部と思えないような静けさ。
鬼越駅の周辺ものんびりした感じ。
案内版を見て気が付いた。
この駅はニッケコルトンプラザと国道14号が近いのだ。
間にJR総武線があるけれど、駅が無い。
よって、ココから歩くのだ。
なるほど総武線の駅が少ないので京成に価値が出てくるのである。
鬼越駅のホーム。
のんびり感があるが、客の多くは若いお母さんと小さな子供なんである。
なんでだろう?
大きなマンションでもあるのかな?
優等列車が多く、各駅停車は待つ。
さて隣は京成八幡。
いきなり大きな駅となる。
3600形も余命は短いだろうな。
3500形の更新車とどっちが長生きするかな。
八幡駅のホームから見える京成の新本社。
押上から千葉県下に引っ越してきた。
3050形は新しいし120㎞運転車だが、オレンジ色に変更されるか、もしくは京成本線系統に移籍する。
これはどっちかな???
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)
昔、京成の本社に行く時に曳舟から歩いたんですが、押上の方が近かったということですか。まあ、京成の発祥の地が押上ですもんね。あの辺は昔と随分風景が変わりましたね。
そういえば、8月の鉄道ピクトリアルの臨時増刊号は京成特集ですね。さっそく買ってきました。