権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

オデッセー

2008-03-23 14:44:41 | 日記・エッセイ・コラム

高々310km程度移動したくらいで「オデッセー」とは片腹痛しといった所だろう。
先週、アーサ・C・クラークがご逝去されました、そう、こういう言葉を使うほどに尊敬していたSF作家でありました。
ところが不思議なことに思い出される作品というと「幼年期の終わり」、「2001年宇宙の旅」そして「火星の砂」位しか記憶に無い。
「2001年」は映画を見てから読んだもので映画制作と同時進行で作られた小説らしいが、
とにかく強烈なインパクトを与えてくれた。
でも「2001年」はキューブリックの脳みそがミックスされた様な内容で、個人的には同じ様なテーマながら「幼年期の終わり」の方がSFとして圧倒的に名作だと思う。
元に戻って310km移動の話であるが、この連休(と言っても1日は休暇を取ったが)を使い甲斐の国の北端から相模の横浜村まで往復310kmを、100CCのスクータを駆って行って来た。Odessey
感想を言えば、季節がら少し寒い思いをしたが全体的には快適だったし走行事態はそれほどしんどい思いはしなかった。
100CCの排気量は8馬力程度の出力をひねり出して上り坂でも50km/H巡航は可能だし、小径タイヤがもたらす乗り心地の悪さ意外は疲労も苦労もなかった。
なにより往復313km走行して、燃料はガソリン7.6Lつまり41.1km/Lの燃費という経済性で、所要時間は往路復路とも約5時間たらずであった。
エコランと呼ぶも良いが、心情的には「オデッセー」と呼んでみたい。
因みに「2001年宇宙の旅」の原題は「2001 Space Oddesey」で、長い旅のことや大航海をホメロスの叙事詩「オデッセウス」にちなんでこの様に呼ぶらしい。また、このオデッセウスの妻が「ペネロペ」、オデッセウスが漂着した島の綺麗なお姫さんの名前が「ナウシカ」と、ともにどこかで聞いた名前だ。

コメント
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