「市民ケーン」という古い名画があった。 映画史上最大の傑作という評価を与える人もいるが、最大ではないが傑作であることは間違いないと思う。
その映画「市民ケーン」で、友人が主人公ケーンのダイイングメッセージ「薔薇の蕾」という言葉の意味を探ろうとして様々な努力をする。これが何とも言えないミステリの雰囲気があってこの映画を面白くしている。オーソン・ウェルズはこの一作で一流になった(様だが)。
さて、今日(土曜)の午前から昼下がりにかけてバラ園の剪定作業に志願した。
天気はピーカン照りで準備した3リットルの飲料を見事に消費、汗をたらふくかいた。 鱈腹というのは食べる時に使う表現だが、その位汗をかいた。
だいたいが薔薇ってのは花屋ではやたらに高くて、花意外は棘だらけ、扱うのには厚手のシャツやらズボンやら手袋やらが必要でこの時期にははなはだ迷惑な植物だと思う。
薄手のズボンで作業をしたら見事に棘にさされた。
それでも花の存在感はたいしたもので、花言葉は「私は特別よ!」なんてのが似合う。
疲れたけれども楽しかった、また志願するかもしれない。