五月の日曜、夏日。
涼を求めて富士山に近づく、ここは朝霧高原。 実に見事。
稜線に裾野に朝霧高原が広がる。
真夏にくればもっと爽快だろうな。
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そして富士宮からみる富士山、頂上が少しとんがっているのが珍しい。 コニーデ型で単純な形態かと思えば、見る位置によって微妙に表情を変えるのが何とも良い。
宝永火山の見える富士山を見て育ったので、それ以外の富士はすべて珍しく感じる。
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,最後はヤキソバと周辺の風景。
これで600円は高い、味はそこそこ旨いのだけれど、ここで無くても充分に味わえるもの。
こんなのを20分待って、多分家庭でも容易に再現出来る物を食べさせるのは少々腹立たしい。食べ物で勝負するのであれば簡単に再現出来ない物で勝負すべきと思うが、ご覧の様に繁盛している。
インマイオピニオン、富士宮のヤキソバ、わざわざ求める物で無し。
この五月連休に知人のH氏宅を訪問。
そこで何と「ブラザーズ・フォー2008年結成50周年記念コンサート」の録画を見せて戴いた。
グレート・アメージング・サプライズで、かねてより小生がブラフォー好きであることを知っており、わざわざ見せようと録っておいてくれたもの、非常に嬉しかった、この連休中で一番の嬉しさ。
いろいろと驚くのは、20歳そこそこで結成しているはずなので、そろそろ齢70歳超、しかもオリジナルメンバーは一人(ボブ・フォリック:左から3人目)で後は約40年前に参加したマーク・ピアソン(左側)とここ最近参加した二人といった具合で、新参の二人も70歳位のお年頃で粒は揃っている。
抜けたメンバーはおそらく年齢的にキツクなったのだろうと考えられてごく自然な入れ替えだろうけども、70歳代の替えの面子が揃うところが凄い。 そして次に驚くのはその音楽の色が変らないこと。メンバーが変っても彼らのサウンドは健在で、ここ20年位聞いている音楽は、原点回帰。
普通なら手が震える年齢なのに、ちゃんとギターやらバンジョーやらで魅了してくれる。
彼らも1970年代後半にロック音楽の影響を受けて少しグレタ時期もあったが、見事なまでの復活をしてくれたのが1980年代の後半。(多分15年前に渋谷で見たのが35周年記念の日本コンサートだろうと思う)
それ以後、彼らの音楽は替わっていない。 むしろ円熟味を感じる。
メンバーの頭は多分ズラだと思うけれど、そんなことは関係ない。70歳過ぎのご老人達がこんな演奏とハーモニーを聞かせてくれるだけで満足。
「haru_ga_kita.mp3」をダウンロード
さてH氏も彼らと同年代と思われるが、そのH氏が米国西海岸に赴任したおり流行っていたのが"500miles"で懐かしそうに聞いてくれたのが印象的だった。
なお今年もこの5月に日本公演をするらしいので、TV放映することがあれば"是非に"とあつかましくも、録画をお願いした。