淀川長治氏の名調子で解説された映画「野のゆり」をTV放映で初めて見て以来、MyBEST5の映画になってしまった。
(いつ見たかは忘れた)
思えば氏の解説は批評では無く”観賞の仕方”であり、この人のおかげで好きになった映画は数しれず。
この映画、シドニー・ポワチエが米国黒人として初めてアカデミー賞を受賞した作品で、これから約40年後にデンゼル・ワシントンが黒人二人目のオスカー受賞者となった。
お話は
「東独の修道院がなぜかアリゾナの荒野の真ん中の土地を相続し、派遣された五人の尼僧たちが流れ者の青年ホーマー・スミスをつかまえ、そこに立派な教会を建設するまでをほのぼのと描く。」
低予算でアクションもどんでん返しもないけれども、登場人物がみな善人で、見た後でほのぼのとした気分にしてくれる。,
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YouTube: Lilies of the Field - Amen
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さて今日はお勤め最後の日、この映画のラスト・シーンが頭をよぎった。