この映画は以前も記事にして二度目、再放映をまた録画して見たらやはり面白い。
前回の映画「麗しのサブリナ」とともに女優を美しく魅力的に撮るという点において見事。
「ファニーガール」はバーブラ・ストライサンドの歌と踊りが満載で見事なミュージカル映画、こんなのは実時間では全然興味が無かったけれども年を重ねて趣味が変わった。
また’さすらいの賭博師’を演じるオマ―・シャリフの駄目ぶりも見事、駄目さ加減の演技では「西部開拓史」のグレゴリー・ペックより上だと思う。
どうも賭博師というのはハンサムでキザで身ぎれいな恰好のステレオ・タイプで描くのがご常道の様で、これが薄汚くてブ男ならばヒロインが惹かれることが無いからドラマにもならない。
↓の歌の通り。
Brothers Four - I Am A Roving Gambler
最近劇場でみたミュージカルは「シカゴ」、「オペラ座の怪人」、「プロデューサーズ」どれも¥1800以上の価値があった、そしてどれも10年以上も前。
もし1960年代頃のミュージカル映画なら¥2000以上の価値はあるだろう、是非観てみたい。(でも多分¥1100ぐらいで鑑賞は出来る)