権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

映画「ワイルド・バンチ」

2017-12-08 10:32:25 | 映画

サム・ペキンパー監督の出世作「ワイルド・バンチ」、公開時に映画館で予告編だけを見た記憶がある。
あれから50年くらい経ったか、先日漸くみることが出来た。
感想は「面白い!」、良くできた「活劇」、評判通りだった。
役者陣もウィリアム・ホールデンとロバート・ライアン(渋い!)、それにアーネスト・ボーグナイン(希代の悪役)、映画は役者で見せるもんだとつくづく思う。
この時代は西部劇がりっぱなジャンルとして確立していた時代だけあってどれも皆面白い、でもジョン・ウェイン物だけは見る気がしない。

<内容>
 1913年の動乱のメキシコ。パイクをリーダーとする5人のアウトローたちが、革命派の将軍マパッチから、米政府の輸送列車の襲撃を依頼される。パイクたちは見事、列車から武器弾薬の強奪に成功するが、マパッチは約束の金の代わりにパイクたちに襲いかかる。100人を超える軍隊を相手に、5人は死闘を展開する……。
(出展:全洋画オンライン)

1913年当時にはオートマチック・ピストル(コルト)が軍用として使われていたようだ、この映画で悪漢どもが多用している。

ついでにTV放映でみてこれはと思ったのが西部劇では無いが「ナチュラル」。
古き良き時代のサクセス・ストーリでロバート・レッドフォードが好演、見終わった後が気持ち良い。

もう一つついでに、サム・ペキンパーの「砂漠の流れ者」、これが良かった!
アクション・シーン(ペキンパーだと暴力シーンを期待する向きが多いが)を抑えて砂漠とともに生きて死んで行く男の喜劇臭のあるドラマ。
知ってる役者は皆無、でもこういう西部劇は郷愁を感じて好きだ。


コメント
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