昨日と今日は池袋の映画館に通った。
あらためて思ったのは、たまの休日に映画館で好きな映画をみるという休日ってのは実にいいもんだ、と言うこと。
この池袋の新文芸座は昔ながらの映画館なんだけれども、スクリーンと音響と座席が現代的に改装されており、結構居心地が良い。
でも集まる客は9割はシニア料金適用者、そんなこともあって休憩時間はトイレの行列が長い。
でも1割の若い人々を見るとなぜかホッとする。
さて本日は「ベン・ハー」。
何回となくリバイバル上映され、何回となくTV放映され、ビデオやDVDでソフト化もされてるので、内容紹介は不要だろう思う。
デジタル・リマスター作品らしく画面が滅法綺麗で音響も良かったし、今はやりのCG多用の安っぽいのとは物が違うと言わざるを得ない。
そしてたまに映画館で観るには最高のネタ、この映画は歌舞伎の「忠臣蔵」みたいな物で物語が分かっていても何回でも楽しめる、年1回みても良い位の作品。
どこかの映画座で1925製作のサイレント版の「ベン・ハー」でも上映してくれたらこちらも是非見たい。
(以前図書館のライブラリでビデオを見たが、これがビックリするほど迫力があって面白かった)
昨日はヒチコック監督の二本立て「見知らぬ乗客」と「ダイヤルMを回せ」。
どちらも知ってるつもりでいたが、初めて見た作品だったので、非常にラッキーかつ面白い映画だった。
(実はタイトルが有名なために思い込んでただけ)
どちらもスタンダード・サイズ画面なんで最初はがっかり、でも見てる内にどんどん引きまれてしまうのは見事、で画面サイズはどうでも良くなってしまった。
また面白そうなのが掛かったら観にゆこうかと。