権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「チャップリンの独裁者」とその他諸々

2020-06-21 17:21:15 | 映画

1940年(昭和16年)に作られた(それとも公開された?)この「独裁者」と言う映画、時代背景とともに内容も古臭さを感じさせない風刺映画であり喜劇映画。
例えば「オズの魔法使」と「風とともに去りぬ」も1939年頃の映画でこりゃ文化程度の彼我の差は比較すべくもない。思想的にも技術的にもこの当時の日本では絶対に出来ない映画が彼の国では目白押し、これじゃああの戦争に勝てる訳が無い。
それはさておき、この「独裁者」という映画もやはり傑作、以前はTV放映(吹替え版)で観たことがあったが、字幕で多分ノーカットで観たのは初めて、観たことあるつもりだったのがアテが外れて、こんなことなら名画座に掛った時に観ておくんだったと。

〔内容〕
 18年の第一次大戦末期、トメニア(ドイツ)のユダヤ人一兵卒チャーリーは飛行機事故で記憶を失い入院する。ここまでの痛快なドタバタの中に戦争諷刺を盛り込むタッチは、チャップリン映画に親しんだ方なら想像がつくと思う。さて、それから数年後のトメニアは独裁者アデノイド・ヒンケルの天下で、ユダヤ人掃討の真っ最中。そんな時、退院したチャーリーは生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻る。

この映画のムッソリーニらしき人物と独裁者ヒンケルの虚勢の張り合いやら地球儀みたいな風船と戯れるヒンケルとか喜劇がなせる風刺が満載、こんなとこも好き。
天才は永遠。

さて、市川崑監督の横溝正史シリーズをこれまたTV放映で観たが、「犬神家の一族」以外はどれもたいしたことは無い。
「女王バチ」「病院坂の首くくりの家」:話が複雑でついていけないし、そろそろ石坂浩二の役者ぶりや角川映画の安っぽさも鼻につき始めた、同じ監督とは思えないのが残念。

 

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2020年の「梅干し」

2020-06-21 15:56:06 | 食・レシピ

今年も梅干しを漬けた。
実は6月の初めに細君の実家で収穫された青梅を追い熟しょうと置いておいたら、熟す前に傷んで全滅。
そんなことから今年の梅干し造りは止めた、と思っていたけどやはり暇つぶしで今年も漬けることとした。
近くのスーパで約2Kgを購入、負い熟したら数個の痛みが出て1776gが目出度く塩漬けになることとなった。


昨年までは大量生産したのであちこちに分けたが、今年は自家消費で終わりそうだ。
 昨年の6月
 一昨年の6月
 2017年の6月(始めた年)

最初は塩漬けだったが昨年からは紫蘇漬けにしてこれがなかなか旨い。
なお塩の量は10%つまり176g、この比率がどうも一番塩梅が良い様だ。

PS: プロ野球が一応開始し、我が中日ドラゴンズは昨日はボロ負け(実は金曜も負けたと思っていた)で今日も駄目だろうと思って速報みたら勝ってる。
  よく見りゃ金曜も勝ってたそれも逆転で、と言うことはこの3連戦で2-1で勝ち越し、何はともあれ今シーズンこれっきりかもしれない貯金+1。
  ともかく最近は1勝の心理的価値が非常に高くて、弱小チーム応援の楽しみ方が漸く分かってきた。

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